皆さん、こんにちは!リケジョは永遠の憧れ☆つくスタ特派員のTAKAKOです。
遠足などで幼い頃からつくばの研究機関を訪れていた我が家の子どもたち。
科学を身近に感じられる環境で育っているためか、理科の実験などと聞くとつい身構えてしまう私と違い、彼らはいつも楽しく取り組んでいるようです^^
つくばにある数多くの研究機関の中でも子どもたちに人気があるのが「宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センター」。
日本の宇宙開発の中枢センターであり、見学に訪れた子どもたちにいつも夢と希望を与えてくれるつくばのシンボル的研究機関です☆
「JAXAを見てつくばに住むことを決めた」というファミリーもいるほど、スケールの大きい迫力満点の施設なんですよ。
そんなJAXAですが、現在ホームページ上の「ファン!ファン!JAXA!」 で休校中の子どもたちに向けてさまざまな教材や動画を配信しているのをご存知でしょうか?
小学校低学年なら親子で、高学年以上であれば子どもだけでも取り組めるコンテンツが多数掲載されているので、自宅学習の一助になっています。
今回はその中から、「日時計」、実験用航空機「飛翔」、小惑星探査機「はやぶさ2」のペーパークラフトを息子と作成してみることにしました。
「宇宙科学研究所 ウチューンズ」のコーナーでは、日時計のペーパークラフトをダウンロードすることができます。
太陽の影を追うことで、時刻を知ることができるという日時計。
学校の授業でも少し教わったことのある息子ですが、実際に作ってみるのは初めてです。
ダウンロードするペーパークラフトは、札幌・東京・鹿児島と地域によって分かれているので、東京を選んでプリントアウトしました。
使用するのはA4サイズのケント紙とカッターやのりなどの文具、それから日時計の影を作るために細い棒状のものが必要です。
この棒は「ノーモン」と呼ばれ、細すぎると影が見えず、太すぎると影がぼやけてしまいます。今回は適当な棒が見当たらなかったので、息子の裁縫箱にあった太めの糸を使ってみることに。家にあるものでなんとかしてみようと親子で材料探しをするのも楽しい時間ですよね。
20分ほどで完成した日時計。
玄関先の日のよく当たる場所に持っていき、方位磁石で北の方角をチェック。そして日時計の背の高い方を北へ向けると・・・ノーモンの影は見事に15時少し前を指し示しました!
「太陽の影、すげー!」
そんな息子の感動が冷めないうちに、なぜ太陽の影で時刻が分かるのかを「ウチューンズ」のサイトにある解説を読んで親子で勉強。感動した後のこの考察の時間が大切なポイントですよね(^_-)-☆
次に作ったのは、JAXAの実験用航空機「飛翔」と小惑星探査機「はやぶさ2」のペーパークラフト。
小惑星探査機「はやぶさ2」は、有機物や水が含まれていると考えられている小惑星「リュウグウ」の探査を昨年終え、現在は地球への帰路についているんだそう。
先日、その「はやぶさ2」が飛行中に撮影した天の川の美しい画像が公開され、科学技術の進歩に感動すると同時に、長い旅を続けている「はやぶさ2」に親子で思いを馳せました。リュウグウのサンプルを採取した「はやぶさ2」は年末には地球に帰還するとのこと。今からそのときが楽しみですね!
外で遊べない日が続いていますが、時には思いを空高く、はるか彼方の宇宙に向けてみるのもとっても良い気分転換に☆
「ファン!ファン!JAXA!」では、宇宙の動画なども紹介されているのでぜひ試聴してみてくださいね。
以上、特派員TAKAKOのレポートでお伝えしました。