みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。
思いがけず長い外出自粛となり、自宅で取り組めることに挑戦したいと思っている方も多いのではないでしょうか。
資格試験のための勉強や英会話、ヨガなどが人気だそうですよ。
せっかくの時間を有意義に過ごせるように、わが家で子どもたちがチャレンジしていることを紹介します。
子どもたちが電子ピアノの練習を始めました!
電子ピアノは音量を調節できるのに加え、ヘッドフォンで音を気にせずに練習できるのも助かります。
息子が練習しているのは、人気アニメの主題歌。歌はよく聴いていますが、実際に楽譜を見て弾いていく作業は初めてなので、1フレーズ弾けるごとに「おー!弾けた弾けた!」と嬉しそう。
楽譜はインターネットで購入して自宅のプリンターで印刷できるため、新曲にも気軽に挑戦できます。楽譜の種類もさまざまで、初級から上級まで楽譜のサンプルを見ながら選べたのも便利でした。
♯(シャープ)や♭(フラット)など通常と弾く鍵盤の場所が異なる音が難しいようで、間違えるのはいつも同じところ。そこは念入りに何度も練習を重ねていました。
学校が再開する頃には、1曲弾けるようになっているでしょうか。
学習面では、1年生から9年生まで、学校から配布されたワークブック(副教材)を自宅学習で進めています。
その配布方法は、保護者が受け取りに学校へ行ったり、郵送で送られてきたりと学校によって違ったようです。
1年生は“なぞりがき”を中心とした運筆やひらがな・数字の練習帳、ドリルですが、中学生にあたる7年生以上になると、ワークブックが5教科すべてに用意され、結構なボリュームです!これだけの量があると「やり方がわからない…」と不安になりそうですが、学校が用意してくれた丁寧な学習計画表に沿って学習を進めますので、迷うことなく取り組めそうです。
つくば市で導入されている、自宅でできる学習システム”チャレンジングスタディ”は、インターネットの環境があれば、パソコンやタブレット端末などを使って自分のペースで学習を進められます。
つくば市では2004年度から、学校や自宅でインターネットを使って学習できるシステムを導入しており、「チャレンジングスタディ」で用意されているのは基礎基本問題と応用、チャレンジ問題がなんと約7万問!1年生から一人で取り組めるシステムです。ゲーム感覚で楽しく取り組める問題やプリント式のワークまであり、「もっと勉強したい」という子どもたちの意欲に応えてくれます。
わが家では、机で勉強するワークブックよりも楽しいようで「チャレンジングスタディをやりたい!」と言って自ら進んで学習を進めています。
こうした自宅に居ながらにして無料で利用できる学習環境は、休校のこの時期にどんどんチャレンジしたいですね。
また、息子がプログラミング“Scratch”で楽曲を演奏するプログラムを作っていました。つくば市の小学校ではすでに授業でプログラミングを導入し、低学年から取り組んでいるんですよ。
“Scratch”というと、猫などのキャラクターを思うように動かすプログラムと思っていましたが、音を鳴らして曲を演奏こともできるんですね!楽器の音や効果音などさまざまな音から選択できるのも楽しい!
実際にどのように指示を出すのかというと、ドの音が60、レの音が62…というように音を数字で表現することで「〇の音符を〇拍鳴らす」という指示ができるというわけです。
プログラミングが間違っていると、思った通りの音やリズムが演奏されません。「どこを直せば正しい演奏になるんだろう」と繰り返し挑戦したり、「今度はここをこうしよう」と新しい取り組みに気づいたりするのも面白いですね。
JAXA宇宙教育センターのサイトでは、その“Scratch”を用いてロケット打ち上げゲームや「はやぶさ2」が行ったタッチダウン運用を再現したりするプログラミングを楽しむことができますよ。
宇宙をテーマにしているだけあって、楽しみながら プログラミングの基礎を学べます。
「プログラミングは、よくわからない」という大人の方も、お子さんと一緒にこの機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。
休校の時間を利用して、自宅で取り組める新しいことに挑戦するのは、意外と楽しいものです。
後回しにしていたことを思い切ってトライしてみるのもいいですね♪
以上しらゆきがお届けしました。