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大地と融合するアート。筑波山麓で開催中の「ART SESSION TSUKUBA 2019 磁場―地場」へ

つくばスタイル特派員 みっきぃ Blog 
2019年10月23日

こんにちは、みっきぃです♪

 

食にスポーツ、読書に…実り豊かな秋の楽しみは尽きませんが、今回は五感を刺激しにつくばのイベントへ行ってきました!

 

 

つくばエクスプレス(TX)つくば駅から筑波山方面へ、車で向かうこと約30分。訪れたのは、筑波山麓(臼井~神郡地区、平沢官衙遺跡)を舞台に開催されている野外美術展「ART SESSION TSUKUBA 2019 磁場―地場」♪

 

のどかな秋の田園風景と15人の造形作家が生み出す作品のコラボレーションを自由に楽しむことができます。

 

 

チラシの裏に書かれている地図を目安に作品を巡るのも、サイクリングやドライブを楽しみながら偶然の出合いを楽しむもまた良し。展示物の周辺には、作品番号と矢印が書かれた看板が立っているので、地の利がない人でも作品を見つけることができますよ。

 

私はのんびりドライブで♪車の窓を開け放ち、秋の風を感じながら走っていると早速、発見しました!

 

 

筑波山をバックにした迫力の展示。空模様によっても、作品の感じ方が変わってきそうですよね。

 

「赤とんぼ 筑波に雲も なかりけり」かつて秋の筑波山をそう詠んだ正岡子規は、この景色をなんて詠むのだろう~とひとり想像してみたり。

 

そして隣にも作品が。その正面には、小さなベンチのようなものを見つけました。

 

 

座ってみてというサインかな??とりあえず腰掛けてみると…

 

 

『Mt.Tsukuba tie』そのユーモアあふれる作品に、思わず笑顔がこぼれます。子どもから大人まで、観る人それぞれにいろんな感想が生まれそう♪

 

その後も、道に立っている看板を頼りに道を進んでいきます。本当にこんな奥にあるの?と恐る恐る進むと…

 

 

しんと静まり返った雑木林の中で感じた、作品の鼓動。

 

草木を揺らす風の音、カサカサと林の中を動く小さい生き物の気配。その場に存在し得るすべての生命と作品とが一体になっているようで、写真を撮るのも、時計を見るのも忘れて、心ゆくまでその体験に身を委ねていました。

 

筑波山の麓は、何度も足を運んでいる場所。だけど、こうして作品と共に景色を捉えると、見慣れた風景の中で見つけるものすべてが新鮮に見えてきたりして。

 

 

青空を悠然と流れていた雲も、気づけば厚い層となり…目にするもの、聞こえてくる音、肌をなでる風もすべてが何かを語りかけてくるよう。普段見過ごしているだけで、日常は、芸術であふれているのかもしれませんね。

 

さて、あなたは自然に抱かれたこの場所で、何を感じるでしょうか?

 

五感を全開にして、ぜひ秋の筑波山麓を訪れてみてくださいね。

次は、雨の日に訪れてみようと思うみっきぃでしたᕕ( ᐛ)ᕗ

 

 

ART SESSION TSUKUBA 2019

会期:2019年10月5日(土)~11月10日(日)9時30分~16時30分

会場:筑波山南麓(平沢官衙遺跡から神郡・臼井地区)

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