みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。
お正月の風物詩である「凧揚げ」。風にのって凧が気持ちよさそうに澄み切った大空を舞う様子は清々しさを覚えます。
例年「凧揚げ大会」が開催されているつくば市。2年前から凧揚げ大会に参加してからというもの、凧揚げがわが家の新年恒例行事になりつつあります。
たくさんのデザインの凧が販売されているので、それを購入してもいいのですが、冬休みの工作として子どもと一緒に凧を作ってみても楽しいですよ。
最近はインターネットでも作り方を調べることができ、材料も100円ショップなどで気軽に手に入るので、便利ですね。
紙に好きな絵を描いて、ストローで骨組みを作ります。足を付け、タコ糸を付けたら完成です。
出来上がったら、早く凧揚げがしたくなりますよね。さっそく行ってきました。
この日訪れたのは、つくば市にある「つくば北部緑地」です。市民の健康づくりを支援する「つくばウェルネスパーク」から近く、「国立公文書館つくば分館」の隣に位置しています。
緑地には広々とした芝生広場があり、その周りをぐるっと桜並木が取り囲んでいます。
芝生広場へ行ってみると、目の前に雄大な筑波山の姿を臨むことができました。新年早々、筑波山をこんなにはっきりと見ることができ、うれしくなりました。筑波山はつくばエリアのシンボルとして、ご当地ナンバープレートの“つくばナンバー”にもその姿がデザインされるほど。
ここは、筑波山を背景に撮影できますよ。
風がそれほど吹いていなかったせいか、凧揚げをしている人の姿は他にありません。
こんな素晴らしいロケーションを貸し切りできるとは、なんて贅沢♪
広い緑地で思う存分凧揚げを楽しめました。
まずは凧を風に乗せるところからスタート。
なかなかこれが難しく、子どもたちは走り回って凧をあげようと必死です。
少し走ると凧が揚がりますが、止まると凧も落ちるといった具合です。今日は風が弱いので、凧揚げには向かないようです。
それでもあきらめない子どもたち。何度かトライしていると、コツがわかってきたようです。
「あ、凧あがったね!」
子どもたちがうれしそうに声を上げました。
こんな快晴の空の下、子どもたちが走り回って凧揚げができる場所があること、そして自由に走り回ることができるということがいいですね。
他の人の凧とからみあったり、子どもたち同士がぶつかったりという心配もないのもうれしい♪
自分の描いたイラストの凧が空に舞い上がり、子どもたちは大喜び。外で走り回って、いい運動になったようです。
凧揚げのできる公園や広場が少なくなっている今、子どもたちにとって貴重な体験になるのかもしれません。
今回訪れた「つくば市北部緑地」は、桜の名所としても穴場スポットなのだそう。
春には、今とはまた違った景色と筑波山を楽しむことが出来そうですね。お花見の時期にまた訪れたい場所です。
来る1月20日(日)には、つくば市商工会主催の『新春恒例 凧揚げ大会2019』がつくば市立谷田部小学校の校庭にて開催されます。
手作り凧はもちろん、購入した和凧でも凧揚げをみんなで楽しむことができますよ。毎年恒例のイベントで、今回は平成最後となる凧揚げ大会。「凧揚げやってみよう」と思ったら、家族そろって訪れてみてはいかがでしょうか。
以上しらゆきがお届けしました。