みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。
空に向かって元気に咲くひまわりは、夏の風物詩。
黄色と青空のコントラストは、見る人の心に迫るものがあります。
そんな色鮮やかなひまわりが一面に咲き誇るイベントがつくば市に隣接する筑西市で開催されました。
この時期だけの絶景を見に、少し足を延ばして家族で訪れました。
場所は、筑西市にある「明野ひまわりの里」。
「あけのひまわりフェスティバル」として、毎年8月下旬~9月上旬にかけて催されるこのイベント。
今年は9月2日まで開催され、名峰筑波山をバックにした田畑に、約100万本もの八重ひまわりが出迎えてくれました。
普段は作物を栽培している農地が会場となっている「あけのひまわりフェスティバル」。
麦の収穫が終わった6月中旬~下旬ごろ、ひまわりの種をまき、この時期限定の観光名所となっています。
会場となった筑西市倉持地区周辺には無料駐車場が用意され、他県ナンバーの車もたくさん!
見事なひまわり畑を一目見ようと、大勢の方が訪れていました。
八重ひまわりの大きさは、直径15センチほど。
ひまわりの花の色というと黄色をイメージしていましたが、この八重ひまわりは橙色のようなはっきりとした色合いです。
その鮮やかさは、遠くからでも際立ち、目を引きます。
訪れたこの日はまだ六分咲きとのことで、満開の時期はより華々しさが増していることでしょう。
4へクタールもの広大な敷地に、約100万本のひまわりが咲き誇る景観は、見応えたっぷり。
青空と筑波山を背景にしたひまわり畑は、まさに絶景です。
こんなにたくさんのひまわりを見たのは初めてのわが家の子どもたち。
「きれいだね」「花がみんな同じ方向を向いているね」とひまわりをじっくり観察していました。
背丈がそれほど高くないひまわりなので、目線の高さで花を間近に見ることができます。
ひまわり畑の中の通路は、まるで迷路に迷い込んだかのよう。
「こっちに行ってみよう!」と子どもたちは探検のように楽しんでいました。
会場には見晴台が用意され、高いところから一面に広がるひまわり畑を見下ろすことができます。
見渡す限りのひまわり畑は圧巻の一言!
来場していた多くの方が、カメラやスマートフォンを片手に、元気いっぱいに咲くひまわりを写真に収めていました。
会場の一角に設けられた、「ちびっこひまわり園」。地元の幼稚園の園児たちが種まきをしたという花壇にも、たくさんのひまわりが花を咲かせていました。
子どもたちがひまわりの成長を見守ってお世話してきたのでしょうね。
会場に開設された切花園では、咲いているひまわりを有料で持ち帰ることができると聞き、さっそく子どもたちが挑戦。
受付でハサミを受け取り、自分の好きなひまわりを5本選びます。
「手前よりも、奥まで行った方がきれいに咲いているね」と畑の奥の方へどんどん進んでいく子どもたち。
お気に入りのひまわりを選びご満悦の様子で、夏休み最後の素敵な思い出ができました。
会場には、かき氷などの軽食販売やテントの休憩所が設置され、暑さ対策もばっちり。
一息つきながら、遠くに見るひまわりもまた格別です。
でも、娘は冷たいかき氷に夢中となり、まさに“花より団子”でした。
一面に広がるひまわり畑はSNS映え必至です。
スタッフの方の話では、ウェディングフォトを撮影しようと、タキシードとウェディングドレス姿で来ていたお二人もいたのだそう。
ひまわりを背景に、きっと思い出に残る写真が残せたことでしょう。
ゴッホが絵の題材として選んだひまわり。いつの時代も人々の心に夏の思い出として刻まれる、印象深い花です。
例年以上の猛暑の中でも美しく咲くひまわりの姿に、元気を分けてもらった気がします。
来年もまた訪れたいイベントです。
以上、しらゆきがお届けしました。
開催期間 2018年8月25日~9月2日
会場 筑西市倉持地区 明野高等学校南東周辺