皆さん、こんにちは!TAKAKOです。
おしゃれで美味しいお店の多いつくばエリアですが、両親や祖父母世代が訪れたときにも喜んでもらえる料理店となると、普段あまり意識をしていないせいか相応しいお店がパッと思い付かない方も多いのではないでしょうか。
せっかくの機会だからこそ、味や雰囲気にこだわったお店選びをしたいものですよね!
TXつくば駅から車で約5分。
つくば市を南北に縦断する「学園西大通り」沿いのテナントビルの1階に、控えめながら凜とした佇まいの和食料理店があるのをご存知でしょうか。
ちょっと敷居が高そうにも思える、この素敵な雰囲気のお店。
夜はコース料理のみですが、ランチは気軽にいただけるとあって、近隣の会社員や主婦の皆さんにもよく利用されているんですよ^^
入店してまず驚いたのは、厨房をぐるりと囲むように設置されている、立派なカウンター席!
“温かいものも、冷たいものもすぐにいただけるように”という思いのもと、料理長自らの案で作られたこのカウンター席は、座っているお客さんと料理長である安藤さんの目線が同じ高さになるよう、床の高さや椅子の高さに工夫が施されているんだそうです。
また、カウンター席のほかにも4席の個室が2部屋用意されており、こちらは友人や家族との会食におすすめです。
格子の扉で仕切られた個室はプライベート感があって、ゆったりとした時間を過ごすことができそうですよね。
特派員が訪れたのは平日のランチタイム。
しばらくすると会社員らしき男性や女性グループ、カップルと、次々にお客さんが訪れあっと言う間に満席に。
この日のランチメニューの一つ、「鹿児島県産本マグロの鉄火丼」は限定5食。
福島をはじめ金沢や都内の料理店で腕を磨いてこられた料理長、安藤さんの包丁さばきに見とれていると、そのまな板の大きさにもびっくり(・o・)
イチョウの一枚板だというこのまな板は、安藤さんご自身が時折表面をカンナで削り、常に滑らかに保っているんだそうです。
高さがあるので、お客さんの位置から迫力ある包丁さばきが見えることも、このまな板の魅力ですね。
ランチメニューの一つ「和風つけ麺」。
カツオとサバぶしの効いた醤油ベースの温かいつゆに、肉厚のチャーシューや、しっかりと味のしみた半熟卵などをトッピング。
コシのある麺を風味豊かなつゆに浸して頬張れば、その後はツルツルとお箸が止まりません^^
そして、こちらが人気の日替わりランチ御膳。
この日のメインはお魚料理「さばのチーズパン粉焼き」でしたが、日替わりでお肉料理とお魚料理を交互に出すようにしているそうです。
表面はパリパリで香ばしく、中はふっくらとしたさばに舌鼓を打つ特派員。白米と選ぶことのできたご飯は、「葉わさび菜ご飯」をチョイス。わさびと言うと、鼻にツーンとくるのかな?とドキドキしながらいただきましたが、思いのほか辛さはなく、とても美味しかったです!
料理長の安藤公一さん。
もともとは福島で割烹旅館を営んでいましたが、震災後につくば市に居を構えました。
小学生から大学生のお子さんを持つお父さんでもある安藤さんに、なぜつくばの地を選んだのか伺うと、つくばの優れた教育環境と、つくば市民の食文化に対する高い意識を感じたからなんだそうです。
料理については、「変わったことはしていないんですよ、皆さんと同じように焼いたり煮たりしているだけです」と微笑む安藤さん。でも、「材料が違うんです」と控えめながらも、自信を持っておっしゃる姿が印象的でした。
以上、実家の両親と「わ可ば」で過ごす時間を楽しみにしている、特派員TAKAKOのレポートでお伝えしました^^
【わ可ば】
つくば市二の宮3-2-11 平田ビル1F
TEL:029-896-8155
OPEN:11:30-14:00(土曜日は) 17:30-22:00(最終入店20:00)
定休日:日曜・祝日
駐車場:有り