みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。
だんだんと秋が深まり、木々の葉が色づき始めた、つくばエリア。
秋の自然を見つけに行こうと、つくば市にある「高崎自然の森」へ家族で遊びに行ってきました。
「高崎自然の森」は、つくばエクスプレス(TX)みどりの駅から車で約15分のつくば市高崎にあります。
このあたりは、つくば市でも南部に位置し、自然豊かなところです。
自然の里山をそのまま森林公園にしたような園内は、一日かけて楽しめる広大な敷地を有しています。
散策できるルートが整備されているので、お子さん連れでもOK。森のあちこちを探検気分で歩くことができますよ。
無料の駐車場が2か所あり、お手洗い併設の休憩所も完備されています。
第一駐車場には休憩所があり、園内の地図なども手にすることができます。
園内は、花の名所としても有名で、季節折々の花が楽しめるようになっています。
桜や芝桜、カキツバタ、ハナショウブ、アジサイ、スイレンの花などが見られるのだとか。
これからの時期は紅葉を楽しむことができ、すでに色づき始めた葉が足元を彩っていました。
「ほのぼの広場」には子ども向けにアスレチックが用意されているので、子どもはそれで夢中で遊ぶ…と思っていたのですが、違いました!
広い芝生が、まるで「バッタ天国」!一歩足を進めるごとに、バッタがあちこちでぴょんぴょんと飛び跳ねていきます。
子どもたちはバッタを捕まえるのに夢中になり、汗だくに!
自分の手で大きなバッタを捕まえることのできた娘は、どこか自慢げです。
ここにあるアスレチックは、茨城県産の木を使って作られたそう。
スリル満点の揺れる木の吊り橋を越え、平均台のような丸太をバランスよく渡ります。
自然の森にぴったりな遊具で、子どもたちは何度も挑戦していました。
「さくらの森」には、たくさんの八重桜が植えられています。
ここで見られる「関山」という品種は鮮やかな桃色の花びらで、満開時期が4月中旬とやや遅咲きとのこと。
少し遅めのお花見が、ここならできるかもしれません。
ソメイヨシノの桜とはまた違った美しさが楽しめそうですね。
「水辺の森」では、池の上に通路が整備され、水辺の生き物やスイレンの花を間近で見ることができます。
「あ!カエルがいた!」と息子はしゃがみこんで、池をのぞき込みます。そこには、スイレンの葉の上にちょこんと座る小さなカエルがいました。
水辺で生きる、たくさんの生き物を観察するのも楽しそうです。
「野鳥の森」へ続く段差を上っていくと、そこは雑木林の散策路。
そこにはさまざまな木の実が落ち、行く先を彩る赤や黄色に色づいた葉は、まるでじゅうたんのよう。
深呼吸すると、秋の香りが体いっぱいに広がり、身も心も軽くなった気がしました。
「どんぐりがたくさん落ちてるよ」と娘がたくさんのどんぐりを見つけました。
この森では、クヌギやコナラ、シラカシなどたくさんの種類のどんぐりが見られるのだそう。
「四季の森」は、市民ボランティアのみなさんが四季の彩りを楽しめる苗木を植えて育てている、新しい森なのだとか。
その手入れのおかげで、たくさんの種類の木々が高く生い茂っています。
「カブトムシ、いないかな」と息子があたりを注意深く見渡していると、なんとクワガタを発見です!
バッタやトンボ、ハチなど、たくさんの虫もこの森で暮らしています。
この先は芝生広場のある「あそびの森」です。
とても広い芝生の上で、お弁当を食べるのにもピッタリ。お子さん連れのグループで遊びにくるのもいいですね♪
ゆったりと自然にふれあえる「高崎自然の森」。
耳を澄ませば小鳥のさえずりが心地よく、美しく色づいた木々が目にも鮮やか。
レジャーシートを持って、ピクニックで訪れたい、そんな場所です。家族で一日楽しめますよ♪
虫よけアイテムをお忘れなく!
以上、しらゆきがお届けしました。
つくば市高崎1078-1