みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。
つくばエリアも梅雨入りし、しっとりとした天気が続いています。
そんな梅雨の時期に、うれしいイベントがスタートしました♪
つくば市高崎にある「高崎自然の森」で開催されている“ブルーベリー市”です。
例年6月から8月に開催されるこのイベント。森の中で豊かに実ったブルーベリーの摘み取り体験ができます。
自分の手で摘み取った実は、持ち帰りはできませんが、その場で試食することができるんです。
というのも、つくば市は全国でも有名なブルーベリーの産地。
つくば市内にはブルーベリー農園がたくさんあり、この時期になると多くの観光客で賑わっています。
果実でいただくのはもちろん、ジャムやソース、クッキーなどの加工品も多く、お土産品としても人気があるんですよ♪
ブルーベリーの実がなっている様子を見るのも、摘み取りも初めての子どもたち。
旬の味覚を味わえるイベントに一緒に出かけてみました。
つくばエクスプレス(TX)みどりの駅や万博記念公園駅から車で15分ほどの場所にある高崎自然の森。
一日かけて楽しめるほどの広大な敷地を有する公園です。
園内は昔ながらの里山の風景を楽しめるようになっていて、森や池、芝生などが広がり、のびのびと過ごすことができます。
四季折々の花々を楽しめることでも有名なのだとか。
園内に体験果樹園があり、ここでブルーベリーの摘み取り体験が行われます。
体験できるのは、20分程度。受付で体験料を支払い、開始時間を待ちます。
この日も摘みたてのブルーベリーを味わおうと、多くの家族連れが来場していましたよ。
時間になると、ネットで覆われたブルーベリーの木のところまで移動します。
それからは自分で好きな実を摘み取っての試食がスタート♪
係の方の話では、茎のところまで果実のように色づいているものが食べごろとのこと。
参加した皆さんが色づきのよさそうな実を選んで口に運びます。
「これは甘かった!」「こっちはまだ酸っぱいね」
色づいたブルーベリーの実を次々と口にしながら、感想を言い合っていました。
緑色のものから濃い青紫色まで、ブルーベリーの実の色はさまざま。つやつやと光るさまは、まるで宝石のよう。
濃い色の実を取って口にした娘からは、「これ、甘い!」と嬉しそうな声が。
次々と木から実を採り、どんどん口にしていくほどブルーベリーが大好きな娘です。
低木のブルーベリーは、小さなお子さんでも自分の手で果実を採ることができます。小さなお子さんは「自分の手で採れた!」という満足感も手伝って、みんな楽しそうな表情です。
中には、両手いっぱいに実を集めているお子さんの姿も。
娘とは対照的に、「これ、食べられるかな~?」と不安そうな息子。
実は、息子はブルーベリーがちょっぴり苦手で、今まで食べたことがありませんでした。
でも、せっかく摘み取り体験に来たのだから…と頑張って一口パクリ。
「あ、食べられた。おいしいね!」と一言。
食べず嫌いの克服がこの日一番の収穫かもしれません。
朝露のついた採れたてのブルーベリーの果実はとても瑞々しく、甘酸っぱいおいしさが口の中に広がります。
まさに初夏の味覚♪
約20分という短い時間でしたが、家族で収穫と試食を楽しめました。
今回の試食したのは“ハイブッシュ”という品種で、6月ごろからできるものだとか。
これから夏に向けて、“ラビットアイ”という別の品種のブルーベリーも試食できるそうで、食べ比べてみるのも楽しそう。
生育状況と天候に左右されるイベントですが、2018年は8月11日(土)まで開催予定とのこと。
瑞々しいブルーベリーの果実を試食しに出かけてみませんか。
その際は長靴の着用をオススメします。
以上、しらゆきがお届けしました。
所在地:つくば市高崎1078-1