みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。
以前にもお伝えした、つくば市みどりのエリアに、この春、新しく開園する保育園があります。
「わかばキラメキ保育園」は、つくば市にある「わかば保育園」の系列園のひとつ。
開園に先立ち、見学会があると聞いてさっそく取材にお伺いしました。
「わかばキラメキ保育園」があるのは、TXみどりの駅東口から歩いて10分ほどの場所。
このあたりは、新しい戸建ての住宅地と森や畑が広がる、のどかなエリア。
近くには、鹿島アントラーズアカデミーセンターや2018年4月開校予定の小中一貫校(仮称)みどりの学園義務教育学校があります。
保育園の外観は白を基調とした、平屋の建物。
入口のドアを開けると、木の香りが漂ってきます。
まず目に飛び込んでくるのは、広々としたエントランスに、床から天井までを貫く数本の大きな柱。
大胆にも、天井近くの木の枝は落とさずに、そのまま柱として使っています。
茨城県産の木材をふんだんに使い、ナチュラルで温かみのある室内。
すべては園児のためを考えたデザインというだけあって、シンプルで無駄がなく、機能的です。
自然の木を使った床板は、園児たちの成長と共に色に深みを増していくことでしょう。
柱のすぐ脇には、職員室があります。
壁で仕切られていないため、見通しがよく、人の出入りがすぐ確認できます。
窓越しに室内から外の様子が見えるようになっているのも、安全面を考慮してのことだとか。
壁の色は白が基調。
理事長の話では、園児が落ち着いて集中できるように、室内の色は白にしたかったのだそう。
こだわりの白い壁は、自然光を反射させ、室内を明るくする効果も。
0歳~1歳児用の保育室内は、天井が高く、見上げた窓から明るい光が差し込みます。
日差しを遮るロールスクリーンも淡い色合い。
落ち着いた空間で、ゆったりとした気持ちになれます。
廊下には絵本棚があり、好きな本をすぐ手に取って読めるようになっています。
子どもたちにとって、本が身近にある環境はうれしいもの。
見学会で、実際に絵本を読んでいるお子さんの姿もありました。
保育室の中には、可動壁を利用して広く使えるようになっているところも。
ホールとして使うほか、外遊びができない雨の日などにも活躍しそう。
壁際には園児の荷物を収納するロッカーが備わり、室内を広々と使うことができます。
園内には、学童専用の設備もあります。
学童の子どもたちが過ごす部屋はもちろん、学童用の出入り口やお手洗い、医務室が個別に完備。
園児と設備を別にすることで、園内での感染症対策もしっかりとられています。
どの保育室からも園庭が見えるよう、L字型になっている園舎。
園庭には芝生が張られ、小高い丘があります。この庭を駆け回るのは気持ちよさそう♪
「丘の周りを取り囲むように、これからデッキを作って、子どもたちが走れるようにしたい」と理事長。
いずれは木も植えるそうで、園庭がどんどんにぎやかになりますね。
見学会には、入園予定のお子さんとご家族が大勢来ていました。
みなさんが口々に言っていたのは、「こんな素敵な園に通えるなんて、よかったね」
「入園式が待ち遠しいね」
子どもたちの嬉しそうな笑顔が印象的でした。
つくば市では、TXの開通以降、子育て世代の転入が多く、毎年保育園の開園が相次いでいます。
とことん園児のことを考えて造られた「わかばキラメキ保育園」。
この新しい園に、子どもたちの元気な声が響くのも、もうすぐ。
開園が楽しみですね♪
以上、しらゆきがお届けしました。