つくば市で暮らし、子育て真っ最中のお母さんたちからよく聞くのが「つくばは、子育てに関する情報を得やすい」という声。
TX開通に伴う宅地開発が進んだことで、子育て世代の移住が増えている同市。地元を離れて子育てをするとき、新しい街に引っ越してきたとき、市民の情報収集に役立っているウェブサイトが「みんつく」の愛称で知られる「みんなでつくるつくば子育て情報ポータルサイト」。
行政や民間企業、つくば市内に暮らすお母さんお父さんがウェブを介して一体となり、つくばエリアに住む親子をサポートしていこうと自主的に情報共有を行っています。
以前、旦那さんの転勤で縁もゆかりもないとある地域へ引っ越すことになった友だちの言葉を思い出します。「知らない場所で暮らしはじめる時、不安だったのは暮らしていくのに必要な情報がどこにいったら得られるのか分からなかったこと。夫は会社に行けば知り合いができるけど、私は誰とどうやってつながっていけばいいか、はじめはすごく不安だった」
若い世代の流入、研究機関などが集積していることから転勤してくる家族も多いつくば市。だからこそ、移り住んできた人たちが地域に馴染みやすい環境が脈々と整えられてきたのかもしれませんね。
子育てお母さんたちの強い味方となっている「みんつく」のコンテンツで、つくばに暮らす親子の日常を届けているのが「おでかけレポート」。発信しているのは、自身も子育て真っ最中のママレポーターさんたちです♪
「自然が豊かな環境で子育てできるのがつくばの魅力」
「子どもの興味を広げ、関心を掘り下げることができる知的な環境が充実している」
「子育て世代の声が生活の至る所に反映されているから、子育てしやすい」
つくばで暮らす魅力を余すところなく語ってくれた、正に“つくばスタイル”なお母さん目線で書かれたレポートを読んでいると、まだ子どもがいない私ですがつくばでの子育てを想像してワクワクさせられます(*>ω<*)♪
月に一回顔を合わせて行う定例ミーティングでは、子どもが喜んだお出かけスポットの情報交換から、取材をするときのコツを共有したりと、和やかなムード。同じ街で子育てに励むお母さん同士、交流を深める場としても機能しています。
子どもとお出かけするのが好き、とママレポーターに手を挙げたあるお母さん。伝え手として誰かに発信するという役割を担ったことで、どんな情報がどこまで深く紹介されていたら読む人にとって役に立つだろう?とネットの先にいるお母さんたちの存在を更に意識するようになったといいます。
今までは、いちお客さんとして通っていたお気に入りのお店も、レポーターとして一歩踏み込んだ話を聞くことで「この街に住むいろんな人たちが子育て環境をより良くしていこうと思っていることを知り、地域と深く関わるきっかけになった」という声も聞かれました。
子育て情報レポーターとして社会と関わることは、新しい可能性へとつながっている―。
「子育てを機に一旦は職場を離れた女性が再び社会とのつながりを持つことは、職場復帰する上での自信にもつながっている。みんつくに参加することが、お母さんたちが何かしらの一歩を踏み出すきっかけになってくれたら」と、みんつく事務局の方も話していました。
みんつくに参加するスタッフたちが地域のお店や人と一丸となって発行しているフリーペーパーが『みんつくマガジン』。出来たてほやほやの第4号を見せていただきました!
最新号の特集は「AI時代の子育て」。将来、今ある仕事の半分以上はAIにとって変わるなんていう話を耳にしたことがありましたが、子どもたちが社会にでる将来に備えて親として知っておくべきことなどが読みやすくまとめられています。
市内の交流センターや児童館、飲食店などにも置かれているので、見かけた方は手にとってみてくださいね♪「つくばで一緒に楽しく子育てしていきましょう」と1ページ1ページにそんなエールが込められているような気がして、読んでいると不思議と元気をもらえます(*^O^*)
発行を重ねる毎に増える「毎号楽しみにしています」という声が後押しとなり、次号以降は年2回の発行となる予定。私も愛読者の一人として、発行を心待ちにしています~(^O^)/~
自身の子育て経験、得意なことや好きなことを活かして活躍できる場所がある。つくばで子育てする未来が楽しみで仕方ないみっきぃがお届けしましたᕕ( ᐛ)ᕗ