～ママの笑顔と香りのある生活～アロマ・ハーブと石けん香房＊花の森

こんにちは、つくスタ特派員のまぁです。

先週ご紹介した「ベビーの輪」サークル担当講師の細田あつこさんの活動に続き、今週は「ベビーの輪」を立ち上げ、代表を務めているつくば市在住の岡嶋奈美子さんにお話をお伺いしました。

ふわっとほのかな香りとともに出迎えてくれた奈美子さん。

聞くと、産後のママはオレンジの香りが好きな人が多いんです、とオレンジとラベンダーを合わせた香りを選んでくれたそう。

この香りと共に、これから奈美子さんのお話に引き込まれていきます。

「ベビーの輪」は、2012年2月に奈美子さんが立ち上げたベビーマッサージサークル。立ち上げたばかりのベビーの輪に前任の特派員ゆうママさんが取材をしています。

それから8年。今までにサークルに参加した人数は延べ5,000人を超えます。その間に、サークル担当講師としてあつこさんが加わり、進化をしながらずっとつくばエリアのママたちの憩いの場になっています。

そんな人気サークル「ベビーの輪」を立ち上げた奈美子さん、さぞややり手ママなんだろうなと思っていましたが…

「第一子の長男を出産後、3カ月でつくばに来たのですが、運転が苦手、頼れる人は誰もいない、勇んで公園デビューをしても公園が広すぎて誰にも会わない(笑)。孤独な“孤育て”をしていました。

そんなときに『わたしがあなたを選びました(鮫島浩二著)』という本を読んで感銘を受け、県外まで鮫島先生の講座を受けに行きました」

実はこの時、子育てで大変な上に、足を骨折、手は腱鞘炎という、身も心もボロボロの状態だったそう。そんな状態でも、辛い“孤育て”を打開したい、社会とつながりを持ちたい、と必死だったそうです。

これを機に鮫島先生が特別顧問を務めるNPO法人国際ボンディング協会のベビーマッサージの資格、ベビーボンディングケアマッサージスペシャリストを取得したものの「人見知りなので、友人にベビーマッサージを教える程度だった」と言う奈美子さん。しかし、子育てが辛かった時に、自分も子どもも癒やされたベビーマッサージを伝えたいと一念発起。2人目を出産したタイミングで、ベビーの輪を立ち上げました。

「つくばは、自分と同じように他の地域から引っ越してくる人が多い。自分が慣れない土地での子育てに苦労したからこそ、同じような境遇のママたちに、居場所を、頼れる場所をつくりたいと思ったんです」

その後ママたちの声も受けて、さらにその活動が広がっていきます。

子育てが大変で、赤ちゃんの頃の写真をあまり残してあげられなかったと、自分の後悔から企画したベビーマッサージ撮影会。「赤ちゃんをマッサージしている自然体のママの顔がすごく好きなんです。身構えない自然な親子の姿が撮影できるんですよ♪」

赤ちゃんの肌荒れに悩むママからの相談で、肌の弱い自分用にもともと手作りしていたスキンケア用品の作り方を教えるようになり(アロマ講座)、その頃芸能人が作ったことで知られるようになった母乳石けんを作りたいという要望から、母乳石けん講座も始めました。