どーも、ヤギッチです♪
つくばエリアは科学の街として有名ですが、実はスポーツも盛ん。
オリンピックメダリストを含め、さまざまな種目のアスリートがつくばに居を構えています。
中でも、筑波大学はスポーツの中心地!国際大会に出場する選手などが日々、鍛錬を重ねています^^
そんな日本のトップ選手やコーチから、小学生が直々にスポーツを教えてもらえる取り組みがあると聞き、伺いました♪
お邪魔したのは、小学生の陸上教室「つくばツインピークス」。
陸上競技のルールやマナーを学ぶことだけでなく、陸上競技を通じて、小学生の基礎的運動能力を育成しながら、ほかのスポーツにも楽しみを覚え、活動できる基礎を育むことを目的としています。
…走ることは、運動の基本。
それを小学生のうちから、日本トップレベルの指導を受けられるんです!
ツインピークスでは年に4期各5回授業に加え、秋の陸上競技記録会対策講座を実施しています。
毎回、申し込みを開始するとあっという間に枠が埋まってしまう人気の教室^^
取材時は、春期教室の最後の授業。およそ100人の子どもたちが参加していました。
こういった教室に参加するのは、きっと走るのが早い子に違いない…そう思っていましたが、「運動が苦手で参加する子もいます」とのこと。
一人ひとりじっくり教えられるよう、大体5人の子に1人コーチが付く体制をとっているそうです^^
コーチは筑波大学の学生や大学院生。自らがアスリートの学生もいれば、コーチング学を学んでいる学生も。
授業は、学生が考えたプログラムで、「走・跳・投」をバランス良く練習するとのこと。
指導する学生にとっても、小学生を教えることで、逆に教わることが多くあるそうです。
授業は小学校低学年・中学年・高学年の3グループに別れて練習^^
友だちと励まし合い、競い合いながら行うのかと思いきや、それだけではありませんでした。
小学校高学年の子はスタートの練習でタイムを測っていたのですが、「ああ!前より遅い!!」「さっきより早くなった!」という声が。
陸上競技は基本的には、個人種目。「自分との戦い」なんですね^^
参加する子どもたちも、それを理解しているので、他の子と比べて劣等感を抱く…ということもなさそうでした。
切磋琢磨しながらの練習は、とても良い雰囲気♪
親御さんに、どういったきっかけでこの教室に入ったのか、お話を伺いました。
「うちの子はサッカーを習ってて…子どもがもっと早く走れるようになりたいと言ってた時、この教室を知って、これだ!と参加しました。実際に走るのが早くなって、この教室にも喜んで通っています」
「大学病院のように、研究、指導、実践と3つそろっているのは、この教室の強みです」と語るのは、ツインピークス代表の筑波大学体育系助教 木越氏。
元々、足の速い子は、大きくなっても足が早いままなのか?
どのような子でも早く走れるようになるためには、どのようなことが必要なのか?
ツインピークスでの記録が研究に活かされたり、スポーツメーカーなど企業の新商品開発にも関わったりと、「陸上競技教室」という枠を超えた存在意義があるとのこと。
授業の最後は毎回、筑波大学の現役トップアスリート選手によるデモンストレーションを行っています。
取材時は、大枝優介選手が走り幅跳びを披露してくれました。
大枝選手が走ると、離れて見ている私の方にも風を切る音が聞こえてきそうな迫力。
ぐんぐん走ってスピードが上がって、跳ぶ!!
子どもたち8名を軽々と飛び越えていました!驚愕の跳躍力!!
私自身、トップレベルの陸上競技を生で見ることは初めて。
デモンストレーションとは言え、本当に感動を覚えました^^
こういったトップアスリートの姿を、毎週見ていた子どもたち。
練習後、子どもたちに参加してどうだった?と尋ねると、「良かったよ」と答えて走っていってしまった…(笑)
あんなに走ってたのに、まだ走るの!(・□・;)
走るのが好きな子どもたち。
将来、ここからメダリストが誕生するかもしれません♪
以上、小学生の頃、短距離走は良かったけど、長距離がからきしダメなヤギッチがお送りしました♪