どーも、ヤギッチです♪
今日はメダリスト岡田弘隆氏が教える柔道教室「つくばユナイテッド柔道」をご紹介します^^
岡田氏は、現役時代バルセロナオリンピックで銅メダルを取り、世界柔道選手権を2階級制覇するなど輝かしい成績を残したばかりでなく、選手引退後は筑波大学の柔道部監督(現在は総監督)や2008年の北京オリンピックまで日本代表のナショナルコーチを務めるなど、指導者としても目覚しい活躍をしています。
去る6月28日に行われた全日本学生柔道団体優勝大会では、国立大学として初めて筑波大学を優勝に導きました!
2005年、筑波大学体育系コーチング分野の教員を中心に、筑波大学周辺の地域のさまざまなスポーツ活動を応援する目的で「つくばユナイテッド」が発足しました。
それをきっかけに、「つくばユナイテッド柔道」少年柔道教室をスタート。
現在つくば市内はもちろん、隣接する土浦市、牛久市、下妻市などから、100名以上の子ども達が柔道を習うため参加しています。
発足時、練習は週に2回だったのですが、筑波大学や茗溪学園などを練習場として、週に4回練習を行えるようにしたそうです。必ず毎回来ないとダメということはないとのこと。
「もっと練習がしたい」「他の稽古事がある」など、それぞれのお子さんのニーズに合わせて練習ができます♪
練習はまず、キッチリと準備体操から。道場をランニングして、ウォーミングアップしたあとに柔軟です。
…写真のように、開脚してぺったりとした格好を軽々とする子どもたち。
そうかと思うと、逆立ちをして一回転。
「柔道」って、しなやかさと逞しさを兼ね備えたスポーツなんだなと、準備運動の段階でひしひし伝わってきました。
取材時、「形」の試合が間近な子どもたちが別練習をこなしていました。
その際、岡田先生が「肩車」をお手本で披露。
すごい勢いで投げ飛ばされています…でも、きちんと受け身を取っているため、投げ飛ばされても平然としていました。
受け身は、柔道で技を磨く以前に、怪我を防ぐ意味でもしっかりとマスターすべきこと。
他の子どもたちも、受け身はしっかりと身につけていました^^
それにしても、メダリストに担がれたりしながら教えてもらえるなんて、そうそうない体験です。
「自分もメダルを取りたい」と思う子どもたちも、たくさんいそうですよね♪
練習途中、小学校低学年辺りの女の子同士が組み合っていたのですが、片方の子が泣いている…。どうやら手を痛めてしまったらしく、しきりに気にしています。
でも、泣きながらも相手に向かっていく。
結局、練習相手の女の子が先生に申告するまで、その子は決して諦めませんでした。
その根性に、感動です。
休憩時間には仲良くふざけ合っている男の子同士も、練習になると真剣。
負けるまいという気迫が、見ているこちらにも伝わってきます。
楽しみながらも、ピリっとした緊張感が走る練習。
子どもたちの表情で、笑顔から真剣な眼差しに変わる瞬間があるのが、とても印象に残りました。
以上、柔をもって剛を制す!ヤギッチがお送りしました♪