どーも、ヤギッチです♪
今回は、若田宇宙飛行士がつくば市長の市原健一氏を表敬訪問した様子をレポート♪
若田宇宙飛行士は今までに4回、宇宙へ行っています。宇宙へ行った期間は、日本人として最長!
直近のミッションでは、2013年11月から188日間、宇宙に滞在。日本人初のISSコマンダーを務めました^^
市長応接室にいるつくば市のキャラクター・フックン船長を見るやいなや、若田宇宙飛行士は「あ!フックン船長ですね!やっと本物にお会いできた!」と満面の笑み。
その後「ちゃんとスーツにファンも付いてるんですね~」としげしげとフックン船長を観察。
…フックン船長、どんどん知名度を上げています(笑)
フックン船長に関しては、過去にブログでご紹介してますのでそちらもご参考ください^^
いつも応援していただきありがとうございますと、つくば市の方への感謝を述べたあと、若田宇宙飛行士は、
「TSUKUBAという言葉は、宇宙飛行士が一番多く発する言葉だと思います」と話し始めました。
筑波宇宙センターには、ISSの「きぼう」で行われるミッションやISSへのHTV補給ミッションを管理する管制センターがあります。
各世界にある管制センターは、宇宙飛行士にとってはホームベースとなる場所。
日本人宇宙飛行士にとって、つくばはホーム中のホームということになるんでしょうね^^
「つくばを含め、カナダやアメリカ、ヨーロッパなど、宇宙で行う実験のほとんどは地上管制局が行っている。地上の人が、僕ら宇宙飛行士を気遣ってくれて、とても仕事がしやすかった。本当に感謝しています」
若田宇宙飛行士は宇宙で、骨粗しょう症の実験などを時には被験者となって行いました。
「宇宙に行くと、骨密度が低下していきます。それを防ぐため、毎日2時間の運動と栄養を摂ることが大切です」
普通6カ月も宇宙にいたら、地上に帰還した際、誰かに抱えられないと移動できない状態になります。
しかし若田宇宙飛行士は、宇宙できっちりと運動を行っていたので、帰還した際も、自分の足で歩くとができたのだとか。
「食事は体にとってだけでなく、船内のコミュニケーションが円滑になり、リラックスした雰囲気になるので大事でした。宇宙ステーションはジャンボの1.5倍の広さがあるので、狭いと思うことはありませんが、閉鎖された空間であることは確か。そんな中、宇宙飛行士6名のチームワークはとても大切になってきますから」
ちなみに外国人宇宙飛行士にも和食の宇宙食は好まれ、サバの味噌煮やカレーライスは特に人気メニューだったそうです^^
そして、「宇宙では、食べても太らないんです」と若田宇宙飛行士。
…なに!?聞き捨てならない!!
「初めて宇宙に行ったとき、地上と同じように食べていたんですが、1カ月で4~5キロ痩せてしまい、それ以降、痩せないよう注意してあえて食べるようにしました」
「確かなことは言えませんが…」と注意した上で若田宇宙飛行士は、宇宙では平熱が地上よりも1度ほど上がっていたので、もしかすると基礎代謝量が上がるのかもしれない。とおっしゃっていました。
宇宙ダイエットツアー…将来できないでしょうかね?あれば絶対に行くのに(笑)
若田宇宙飛行士は、つくばの街について
「日本の科学技術の発展を支えている街。ということは、世界をリードしている街だと思います。宇宙分野を含め、科学全体に関心が高い人たちが多い街ですよね」
と印象を述べていました。
若田宇宙飛行士は今後、地上で宇宙飛行士の教官や、アメリカの新しい宇宙船開発の安全検証などを行っていくそうです。
「失敗がないように英知を結集してミッションをこなしていますが、壁はある。世界各国が協力し、信頼の高い安全な宇宙システムを構築されていくようにしていきたい」
最後に、フックン船長の小さいぬいぐるみをプレゼント。
「こんな貴重なものを!ありがとうございます!」
と嬉しそうな若田宇宙飛行士。
…フックン船長、本気でメジャーなキャラになってきています。
以上、星出宇宙飛行士に次いで、2人目の宇宙飛行士に会ったヤギッチがお送りしました♪