どーも、ヤギッチです♪
今回は防災科学技術研究所・大型降雨実験施設の一般公開で行われた「豪雨体験」の様子をご紹介します^^
写真に収まりきらないこちらの施設は、世界最大級の規模。
昭和49年に、自然災害の防止・被害軽減などを目的として運用が開始されました。
高さ22m、幅50m、奥行75mの施設と、とても巨大な装置ですが、電車の線路のようなレールが5つの区画に敷いてあり、稼働させることができます。
レールのある5つの区画は、芝生の平地を始め、ソイルセメントで構築された斜面模型などがあり、さまざまな実験が可能。国の機関や大学、公団、地方自治体、民間の会社が利用できる一般共用施設です。
昨年改修工事が行われ、1時間の降水量の最大200mmが、300mmに!雨粒の大きさも2.2mmほどだったものが、6mmに!と、より豪雨が再現できるようになりました。
私も実際に豪雨を体感しようと、長靴と傘を持参。
会場には、お子さん連れの家族だけでなく、夏の終わりに豪雨があったためか、TV局の取材の方も多くいました。
しかし…みんなカッパを持参…!!
…すでに装備が足りていないことに、怖気づく私(^^;
いよいよ、降水が開始されました。
ドドドドドドドドドドドド…!!
…すごい雨音です。ライブ会場さながら、隣の人が何を言っているのか聞こえない。
「すごい雨音で○×△#$%…」
TV局の人の声を張り上げながらのレポートも、雨音にかき消されてしまいました。
4種類の口径の異なるノズルユニットが計544個も天井についていて、16mの高さから雨水が落ちるため、自然の雨雫落下速度が再現されています。
…傘をさした際、雨の雫は骨の部分から滴り落ちると思いますが、300mmの雨の場合、布の部分からもドバドバ降り注いできます。
傘から滴り落ちる雨水で、膝から下がびっしょり…やはりカッパがないと、厳しかった!
300mmの豪雨、ナメていました…orz
…自然界で300mm雨が降ることがあるのか?と疑問もありますが、昨今の気象の乱れを考えると、ありえないことはないのかもしれません。
余談ですが…つくば市内の洪水ハザードマップはこちらから見ることができます。
ついでに、地震の揺れやすさマップもつくば市はこちらから、つくばみらい市のハザードマップはこちらから見ることができますよ♪
筑波山は火山ではなく、つくば市の中心街は平地が広がっているためか、地盤もしっかりしていて洪水などの心配もあまりありません。安心して暮らせます^^
…そういえば、いつから「雨は憂鬱」になってしまったのか。
お湿り程度の雨ならば、憂鬱にならずに楽しむことも大事だなぁと、雨で遊ぶ子ども
たちを見ながら思いました。
以上、足が太くなって長靴を履くのが大変になっているヤギッチがお送りしました。