こんにちは、つくスタ特派員のゆうママです!
スポーツやさまざまなレクレーション活動が楽しめる緑豊かな「洞峰公園」つくばエリアに住まう方々にとってはお馴染みの憩いの場です。
そんな親しみ深い洞峰公園で、豊里ゆかりの森の昆虫館館長である植村先生の指導のもと、親子を対象に夏の昆虫観察会が行われました。
今回観察するのは身近な昆虫である「トンボ」と「セミ」
洞峰公園には残念ながらカブトムシやクワガタはあまり生息していないとのこと。
まずは植村先生からオスメスの違いや観察のポイントを座学で教えてもらい、虫取り網に虫かごを持ち準備も万端。
身近な昆虫であるトンボとセミの観察と捕獲に出発!
緑豊かな公園の夏の水辺。たくさんのトンボが飛んでいました!虫取り網をいっぱいに伸ばして追いかけます!
洞峰公園の中心となり多くの鳥が飛来する「洞峰沼」には水辺の生き物が多く生息。
ここではトンボだけでも30~40種ほどが生息しているそうです。
ウチワヤンマ、オオヤマトンボ、シオカラトンボ、アオモンイトトンボ…捕まえたトンボの解説を植村先生に伺いながらよ~く観察。
自然で遊び学ぶ子どもの姿は本当に真剣そのもの^^
次はセミの捕獲に挑戦。
まずはセミの抜け殻を拾い集めたのですが、みなさん「ニイニイゼミ」って知ってますか?
通常よく見かけるセミの抜け殻はアブラゼミやミンミンゼミで、それよりも小さくて泥が付いた抜け殻がニイニイゼミのもの。
私も含め、参加者のお母さん方も知らなかったという方ばかり。
成虫も少し小さめで、チィーチィーと鳴きます。
耳を澄ましてセミの声を聞き比べてみてくださいね^^
子どもたちは一生懸命に木を見上げセミを捕獲しようと頑張りましたが、セミの声はよく聞こえるものの高い木の上にとまっていてなかなか目視も捕獲も難しかったようです。
でもセミの声を聞いていると夏を実感できてなんだか嬉しくなりますね♪
夕方から夜にかけてはセミの孵化も見られますよ。
トンボとセミ。馴染み深く身近な昆虫だけど、改めて観察してみると種類やオスとメスの違いなど面白い発見があり、子どもたちにとっても冒険と学びの体験になったことでしょう^^
生きている昆虫を捕まえるのはなかなかに難しく苦戦する場面もありましたが、これでもかというほどセミの抜け殻を集める子もいて、それぞれに昆虫観察を楽しんでいました。
そして、右の女の子の持っている物体も散策中に見つけたものなのですが…実はヘビの抜け殻です(>_<)
見つけようと思っても見つかるものではないですよね…思いがけない発見にとても誇らしげ!
スポーツ施設が整い、青く広がる芝生でのんびり、思い思いの時間を愉しめる洞峰公園。昆虫観察という目線で公園内を歩いてみるとまた面白い過ごし方ができますね♪
大きなヘビの抜け殻が見つかったということは…どこかにヘビが潜んでいるかも。暑さ対策と共にお気を付けください。
ご家族で訪れた際には身近に生息する昆虫たちにも目を向けてみてくださいね^^
以上、ゆうママがお伝えしました!