どーも、ヤギッチです♪
科学技術週間で行われた筑波大学の「睡眠のミステリー」をご紹介しましたが、他にも魅力的な、そして世界的な研究施設が筑波大学にありましたので、ご紹介します♪
写真右側に人がいるの、わかりますか?大きな施設で写真に全てを撮ることは不可能でした(^^;
こちらはプラズマ研究センター「GAMMA10」…の一部!
全長27mもある世界最大の核融合装置です。
…え、核!?と身構える人もいるかもしれません。私は身構えました。
その無知な故の誤解を解いてくれたのはセンター長の市村氏と助教授の池添氏。
原子力発電は「核分裂」の際に生じるエネルギーを電力に変えています。
それに対し、ここでは「核融合」の際に生じるエネルギーを研究しています。
核分裂とは、1つの原子核が分裂して、2つの原子核になること。
核融合とは、2つの原子核がくっついて、新しい原子核になること。
ざっくり言うと、引き算か足し算か的な…。
核融合を引き出すために必要なのが「プラズマ」の状態。
プラズマをわかりやすく言うと、気体の向こう側…という感じでしょうか(^^;
…個体(氷)→液体(水)→気体(湯気)→プラズマ(原子核と電子)。
プラズマは自然現象だと雷やオーロラ、太陽コロナなどが例に挙げられます。
またTVや半導体、人工ダイヤモンドの合成など、産業的にもプラズマは使用されています。
上記写真の右側が人工ダイヤモンドで氷を切る図。
人工ダイヤモンドは密度が濃いので、人の体温が氷に伝わりやすく、まるでゼリーを切るかの如く氷が切れていきました^^
計算科学研究センターのスーパーコンピュータ「HA-PACS」も見学してきました♪
「もし東京に建物がなかったら、どのような気温になるのか?」など、絶対に実験できないようなことを予測したり、「モンスターブラックホールがどのように発生するのか?」人類未開の地のことを計算したりしています。
モンスターブラックホールは、同センターの計算によって、その存在が立証されたとのこと♪
世界の研究に役立つ施設が、筑波大学にはあるんですね~^^
「大学なのか、森なのか」というキャッチコピーがあるほど広大な敷地面積の筑波大学。
大学の単一キャンパスとしては国内第2位の大きさとも言われています。
プラズマセンターのような最先端の技術がある一方で、自然も豊か!
その豊かな自然を満喫する虫取りイベントも一般公開では行われていました♪
子どもたちが楽しそうに大きな虫取り編みを持って、走っていましたよ^^
つくばスタイルの3大要素、自然・知・都市機能がギュッとつまった筑波大学。
1日中、一般公開を楽しみました♪
以上、筑波大学生に道を聞いたら「新入生?」と言われたヤギッチがお送りしました♪