どーも、ヤギッチです♪
先日、「小中一貫教育全国サミット」がつくば市で開催され、全国から述べ2,400人の教育関係者が集いました。
私は、授業公開が行われた「つくばAZUMA学園吾妻小学校」に行ってきましたよ♪
つくば市は、地域ブランド調査の「教育・子育てのまち」、「学術・芸術のまち」で堂々のトップを誇っています!
「自ら学び、自ら考え、自ら判断する」というコンセプトで市内全ての小中学校で昨年度から小中一貫教育を推進。
世界に貢献できるグローバルな視点をもてるよう、つくば市独自の教科「つくばスタイル科」という発信型プロジェクト学習を9年間通して実施しています。
発信型プロジェクト学習の効果、私はなんとなーくですが感じています。
小学校や中学校を取材で訪れる機会が増え、自分たちの育った頃より今の小中学生の方が、「自分の意見や疑問」を率直に言う子が多い!と実感する機会が多々あります。
授業を見ていても、ディスカッションやプレゼンテーション能力が今の子どもたちは、非常に高いなと思いました。
また、つくば市では児童一人につき1台のタブレット型PCを使う授業など、革新的教育を行っています。
子どもたちは、このタブレットPCをしっかりと使いこなしていました^^
…すごいな。とただただ感心。
私なんてipadも今年初めて触ったし、色んな場面で登場する「タッチパネル」がいくら触っても反応しなかったり、自動ドアも開かなかったりするのに…(余談です)。
これは4年生の「きょう土を開く~研究学園都市50年の歩み~」の一コマ。
筑波山を主人公に紙芝居を作り、つくばの移り変わりを表現しようという授業です。
子どもたちは事前調査で、エキスポセンターの職員から1985年につくばで行われた国際科学技術博覧会の様子や、民生委員の女性から40年前のつくばの暮らしを聞いていました。
公開授業では、紙芝居の台本を書く作業。班ごとにテーマを決め、それぞれが調査したことをタブレット端末を使ってまとめていました。
小学6年生の理科の授業「水よう液の性質」では、「6種類の未知の水溶液が何か判別しよう」ということで、フラスコやアルコールランプを使い水溶液を熱して観察。
そこで、タブレット端末の登場…!水溶液がどのように温まるかを動画で撮影していました。
…多分、私、あのタブレット端末出されても、どこ押していいのかわからないと思います^^;
いけないな。私も勉強しなきゃな…。
教室は教育関係者で溢れていました。
教育関係者の方々も、生徒のノートを見入ったり質問したりと、熱心に公開授業を見入っていました。
全国教育関係者の方は、公開授業や分科会などでつくば市の取り組みを体感したほか、全大会では意見交換なども行われました。
都内から訪れた教育関係者の方は、
「子ども達の『伝える力』には目を見張るものがありました。どうやって聞いている人たちを楽しませるのか?という視点で、自分たちの意見を発表していて感心しました。あと、7年生(中1)の授業のプレゼン大会で順位をつけていたことに驚きました。順位をつけることに教育現場ではさまざまな意見が出されていますが、ここの子どもたちは順位付けをとっても楽しんでいたのが印象深かったです」
と、とても参考になって来て良かったとおっしゃっていました。
また大阪府から来た方は
「昔は中学生が思春期の始まりでしたが、今は小学校5年生くらいから思春期が始まります。小中一貫だと、そこのギャップも埋められるから良いですよね。全国でも小中一貫への関心は高まっていますが、教員免許の問題や予算の問題などクリアしなければならないことが山積み。つくば市では小学校と中学校の教員免許、両方持っている教職員が多いと伺いました。素晴らしことですね!…あとはタブレット端末などを買える予算ですよ。すごいお金をかけてるなぁと思いました」
と、つくば市の教育への予算を羨ましがる意見などもありまた。
行政のみならず、教育現場、保護者、地域の方々など、つくば市は教育への関心が昔からとても高い地域。
そんなつくばだからこそできる「教育イノベーション」を通じ、日本の教育現場が変わっていくかもしれません。
以上、意外なことに学校へは遅刻しながらも毎日行っていたヤギッチがお送りしました♪