どーも!ヤギッチです♪
夏といえば、夏祭り。
つくばでの夏祭り…ということで、「吾妻まつり」をご紹介します♪
つくばの祭りといえば、ねぶたなどが市内の中心部を練り歩く「まつりつくば」がメジャーですが、私個人としては「吾妻まつり」の方が思い入れが深い…というか、思い出が多いお祭りです。
なぜなら、卒業した小学校が「吾妻小学校」だから。
だから今回は思い出を語ってしまいますが、お許しください。
2013年で33回目を迎えた吾妻まつり。
今年も子どもから大人まで多くの人がTXつくば駅を出てすぐの中央公園に集いました♪
33年前、新しい街として築かれた筑波研究学園都市では、「伝統的なお祭り」はありませんでした。そこで子どもたちを楽しませようと、地域の子供会などの自治体や学校の先生、企業やお店の協力で企画し、「吾妻まつり」が行われました。
とまぁ堅苦しいことは置いといて、子どもにとって吾妻まつりは「中央公園の池に入れる楽しいお祭り」という認識です^^
もちろん吾妻まつりだからといって、部外者が勝手に池に入ってはいけません。
吾妻まつりでは中央公園の池で、イカダレースが行われるのです。
このイカダレース…甘酸っぱい思い出がいっぱい(o´艸`)…語ってもいいですか?
小学生の頃、クラス対抗マッチという同じ学年のクラスごとに競い合う行事がありました。普段はドッヂボールなど球技で行われるのですが、なぜか小学5年生のクラスマッチは吾妻まつりの「イカダレース」が舞台に。
イカダに使う発泡スチロールの争奪戦があったり、夜の7時まで小学校でイカダを制作したり、勝手に小学校のプールでイカダを浮かばせようとして先生に激怒されたり、「A君は、Bさんのことが好きなんだよ」「嘘~!Bさんなんて、どこが良いの~!(そう言いながらA君が好き)」と思わぬ三角関係が勃発したりと、夏の思い出てんこ盛りです!!
夏の思い出といえば「肝だめし」。
吾妻まつりにもあります!
中央公園の林を利用した「おばけの森」。
本物の木や夕暮れを利用した肝だめし。最高に楽しいです♪
大人気で行列が毎年できるお化けの森ですが、「お化け役」も人気があります。
記憶が曖昧ですが、お化けの森に私と一緒にいたクラスのマドンナ的な女の子が泣いてしまい「あーあ、泣かした」という雰囲気なったのは記憶しています。当時、私はクラスによくいる「ちょっと男子、掃除して!」という女子だったので、尚更です。
今でこそヤギッチでしたが、一定の男子からは太ってた訳でもないのに「やぎぶぅ」と呼ばれ……あれ?甘酸っぱい思い出のはずなのに、だんだんセンブリみたいな苦い味が(=.=)
気を取り直し、今の吾妻まつりに戻ります。
吾妻小学校の生徒たちによるAzuma New Blass(通称ANB)の演奏です。
昔はマーチングバンドでしたが、今は「ブラスバンド」になっている様子。
指揮する先生…私が小学校5年と6年の時の担任の先生です!!
この先生、ずーっと吾妻小学校でANBを教えています。
厳しくも素晴らしい先生です。
小5の吾妻まつりのイカダ制作をしている際、プールを勝手に使おうとして、先生は激怒。
イカダレースの出場を禁止すると宣言しました。
…当然です。
大人のいない間にプールを使おうとしたのだし、プールを使う時間はどのクラスも同じ時間に決められていたわけで、ルール違反もしました。
謝っても謝っても先生は許してくれず、最終的にはクラス全員が自主的に反省文を書き、先生に謝罪し、さらに他のクラスの朝の会に出向き謝罪しました。
そうしてようやく先生がイカダレースに出ることを承諾してくれたのです。
吾妻まつりの直前、ギリギリに。
なぜ怒られたのかきちんと考えさせることのできる先生なんだと思います。
だから、怒られたことすら良い思い出になる先生。この先生が担任で良かった。
私の顔を見ると、向こうから「ヤギ!!お前、なんでいるんだ!?」と挨拶をしてくれました。覚えてくれていました!涙!
子どもたちに楽しんでもらおうと企画された吾妻まつり。
きっと今の吾妻まつりでも、子どもたちの中で思い出がたくさん生み出されているはず。
33年目になり、吾妻まつりに思い出を持つ親として、子どもと一緒に来ている人もいるんだろうなぁ。
吾妻まつり、素朴ですが楽しい思い出が作れるお祭りです♪
以上、先生あの時はいろいろと、ありがとう!ヤギッチがお送りしました。