こんにちは。つくスタ特派員ゆうママです^^
つくばの豊かな自然を代表する筑波山は、学術的にも珍しい動植物も多く、自然の宝庫!
梅や福寿草、つつじに山桜にと季節の移り変わりと共に訪れる人の目を楽しませています。
そしてこの季節に見頃を迎えているのが「カタクリの花」。
4月の初旬、満開を迎えたとの知らせを聞きつけ筑波山へ行ってきました♪
筑波山山頂付近には、自然のカタクリの花がおよそ3万株自生しているそう。
ケーブルカーの山頂駅から女体山山頂へ向かう山頂連絡路を歩いていくとある「カタクリの里」はカタクリの群生地帯!
約2ヘクタールあるカタクリの里は、優れた自然の風景の残る場所として国定公園の特別保護地区に指定されています。
見頃を迎えるまでは閉鎖されている道なので、カタクリの開花の時期にのみ足を踏み入れることができます。
決して華美ではないけれど、儚(なかな)げで可憐な花が一面に咲き誇っていましたよ~っ!
カタクリは早春の2~3週間の短い期間のみ開花することから「スプリング・エフェメラル」(春の妖精または春の儚い夢)などとも呼ばれているんだそう。
なんとも素敵な名前です^^
近年ではさまざまな要因から野生のカタクリが減少しているそうですが、筑波山で見ることのできるカタクリは今では数少ない野生のカタクリです!
淡い桃色のような紫色のような花を咲かせるカタクリですが、中には稀に「白いカタクリ」が咲くことがあるそうです。
突然変異で時折姿を見せるという白いカタクリは「幸せを呼ぶ」奇跡の花としてひそかに人気。
私もラッキーを得るため捜索開始です!
それはもう、不審者のようにカタクリの里を行ったり来たり…。
なかなか見つからない…今年は咲かなかったのかな…なんて諦めムードでいると…
あ、あ、あ、あった~~~~っ!!!
見つけました!白いカタクリ!
何て気品のある花なんでしょう~!とってもテンションあがりました(^^♪
どうぞこのblogを読んでいただいている方々も、この写真の白いカタクリから幸せ受け取ってくださ~い♪
って…実は自分では見つけることができずにウロウロしていたら、同じくカタクリを見に来ていた方に「あっちにあったよ」と教えていただいたのでした^^;
自分で見つけなきゃダメでしょうかね…。いや、きっと白いカタクリの奇跡が私にも起こるはずです!
自分では見つけられなかったけど、奇跡とまで言われているこの白いカタクリを見ることができたのは十分に奇跡でありラッキーでした。
数多くあるカタクリの中に一輪だけ咲いていた白いカタクリは凛とした佇まいで美しかったです。
親切にも白いカタクリの場所を教えていただけたように、筑波山に来ると自然と会話が弾むんです。
すれ違うたびに「こんにちは」と挨拶があり、「もう少し行くと滑る場所あるから気をつけな」と声をかけていただいたりということも。
無関心がなく、それぞれに心が通い合うようなふれあいのある場所だと感じます。
私が筑波山に魅了されているのは、こういった温かみが感じられるからというのもあります。本当に気持ちのいい場所なんです。
カタクリの花は下にうつむきながら咲いているので、写真を撮る際は地面に這いつくばって泥まみれになっていた私(笑)
きっと声をかけづらかっただろう私に、いろんな方に親切にしていただきました。
自生するカタクリの群生に、白いカタクリの奇跡に、筑波山を訪れる人々の優しさに感謝感謝の一日でした。
筑波山では4月下旬からつつじが咲き始めますので、そちらも今から楽しみです!
以上、ゆうママがお伝えしました^^