皆さん、こんにちは!TAKAKOです。
筑波山が育む豊かな自然に恵まれたつくば市。
今日は、そんな自然環境を活かしたとっておきのアウトドア・アスレチックスポットをご紹介したいと思います☆
春休み最後の思い出作りにやってきたのは筑波山中腹に位置する森の中。
筑波山梅林に隣接した市営第一駐車場から3分ほど歩くと、見えてきたのは木の上高くに作られたツリーハウス…ではなく、筑波山の自然な高低差を利用して作られたアスレチック施設「フォレストアドベンチャーつくば」です。
「フォレストアドベンチャーつくば」は、専用のハーネスを着用して楽しむ、自然共生型のアウトドアパーク。
身長110cm以上で楽しめる「キャノピーコース」をはじめ、小学4年生以上(または身長140cm以上)で参加可能な「アドベンチャーコース」「アドベンチャー&エキサイトコース」の3つのコースがあり、小学生から大人まで家族で楽しめるレジャー施設です。
感染症予防の観点から、現在は手袋とマスクの着用が求められているので、コロナ禍でも安心して遊ぶことができるんですよ。
参加するために必要な装備は、動きやすい運動靴、汚れてもよい洋服とズボン(半袖・半ズボン可)、飲み物、そして手袋とマスク。うっかり手袋などを忘れてしまった場合も「筑波山おもてなし館」内で購入したり、レンタルしたりすることもできます。
キッズ向けの「キャノピーコース」は、小学2年生までは18歳以上の保護者の同伴が必要で、小学3年生以上の子どもについては保護者の地上からの見守りのみ必要。
今回、夫と12歳の息子がチャレンジしたのは大人向けの「アドベンチャーコース」で、中学生以下は18歳以上の保護者もしくは同等の資格を持つ人と一緒に参加することが必要。高校生については保護者の地上からの見守りが必要となっています。
プレーに先立って行われたのは、実際にハーネスを着用して行う「安全講習」。
もともと「フォレストアドベンチャー」は、フランスにおいて企業におけるリスクマネジメント能力開発のための研修ツールだったものを、レジャー向けに改良したものなんだそう。その理念は、“自分の身の安全は自分で責任を持つ”というもの。スタッフがシートベルトを締めてくれ、ゴールまで自動的に運ばれていくというような受動的なアトラクションでは決してありません。
「アドベンチャーコース」「キャノピーコース」とも、それぞれ細かく4つのコースに分かれていますが、いったんそのコースをスタートすると基本的にはずっと木の上にいることに。途中で怖くなっても避難ルートはないので、すぐに降りてくることはできないんですね。また、スタッフは地上からの見守りのみで同伴はしないため、もし途中でリタイヤしたくなった場合でも自分の力で戻ってこなければならないのです。
スタッフが同伴しないと聞くと本当に大丈夫なんだろうかとドキドキしてしまいますが、命綱となるカラビナやプーリーと呼ばれる器具の使い方はさほど難しくないので、安全講習をしっかりと聞き、正しい手順で操作を行えば小学生でも安全に参加することができます。
「キャノピーコース」は、自分で器具を操作しなくても安全が確保されるシステムを採用しているので、器具の操作がまだ難しいキッズでも大丈夫。小学3年生以上の子どもなら一人でもチャレンジすることができるんですね。
スタッフによる安全講習を受けて器具の使い方を覚えたら、いよいよアドベンチャーコースのスタートです!
地上8m、ビルの3階ほどの高さで息子たちを待ち受けていたのは、グラグラと揺れるネットや、足を置くスペースがほとんどない橋、綱渡り的なロープなどなど。この日はほぼ無風でしたが、それでもユラユラと揺れていて、下から見るだけでも手に汗握る光景です。
踏み出す一歩は…まさに勇気一つ!足がすくんでしまう高さでも、自分でつないだカラビナやプーリーを信じて一歩を踏み出せば…あとはもう前進あるのみです。
最初は怖がっていた息子でしたが、次第に慣れてくると、地上からは見えない関東平野の素晴らしい眺めを楽しむ余裕も出てきたよう。木に設置された最大3名まで立つことのできるプラットホームと呼ばれる場所では、写真を撮る2人の姿も遠目に見えました。
残された特派員は若干疎外感を味わいながらも(笑)小学校生活最後の春休みを父子で仲良く、アクティブに過ごしているのを見ることができ、来てよかったなあと思いました(*´꒳`*)
そうして2時間ほどかけてまわったアドベンチャーコースも、いよいよ最後の締めくくり。一番人気だという長さ100mの「ロングジップスライド」にチャレンジすることに。
ゴール地点には怪我をしないようにふかふかのウッドチップが敷かれ、準備は万端♪
ジップスライドは安全のため最初は座った姿勢からスタートしますが、途中からは両手を離したりしてもOKとのこと。プラットホームにいる夫に「何か面白いポーズしてねーー!」と叫んではみたものの、100mも離れているのであまり聞こえていない様子。それでもすっかり高所に慣れた2人は、勢いを付けて空中へダイブ!思い思いのポーズで空中遊泳を楽しんでいました。
うわ、楽しい!と言いながらゴールする夫。続いて到着した息子も、これもう1回やりたい!ととても楽しそう。
ロングジップスライドは、2月に咲き誇る梅林の上を滑空できることでも人気ですが、3月には山桜が、4月中旬にはゴール地点にある八重桜が美しい情景を演出し、季節ごとに違った風景を楽しむことができます。今年は桜の開花が早かったので、このブログが公開される頃には八重桜の桜吹雪の中で空中散策を楽しめるかもしれませんね。
スタートする前は緊張で顔がこわばっていた息子でしたが、自分を信じて前に進むことができ、最後は達成感にあふれた表情で無事にGOAL!
この春、つくばの自然を満喫しつつアクティブな思い出を作ることができた特派員一家でした。
【フォレストアドベンチャーつくば】
https://www.fa-tsukuba.com/
茨城県つくば市沼田1688
営業時間:9:00-17:00(7-8月:9:00-18:00・11-2月:9:00-16:00)
TEL:090-4755-7800