こんにちは^^なおです!
筑波山の山すそに広がる人と自然が織りなす歴史の里で11月3日・4日・10日・11日に開催していた「筑波山麓秋祭り」。
つくば市の北部・筑波山のふもとには筑波山信仰に由来する多くの神社や徳川家光が整備した参詣道の”つくば道”、古墳や史跡など多くの歴史遺産があるんです。さらに田畑ではおいしい米や野菜が栽培され、周辺には美しい水の象徴・ホタルをはじめとする多様な生物を有する豊かな自然に溢れています。
紅葉が見ごろとなった秋の1日に、紅に染まる筑波山を身近に見ながら、筑波山麓秋祭り2012に参加してきましたよ。
「田井の里」では、長年手入されている旧家の庭を特別公開していました。
また、素敵な景観の中にある石倉のアートスペース「田井ミュージアム」では、創作田楽舞やコンサート、ダンス、劇なども行われました。
そして、私がどうしても行きたかった場所が、「武井邸」。
囲炉裏のある離れ家で抹茶を楽しむというイベントです。
出産するまではお茶を習っていたのですが、作法などもすっかり忘れかけていたこの頃。
囲炉裏の前で、お茶の師匠と門下生が本格的な茶道を体験させてくれるということで、子どもを連れて一緒に行ってみました。
美味しいお茶菓子を食べて、初めての抹茶を味わう娘。
ほどよい緊張感の中で、しっかり最後まで参加することができましたよ。
ペットボトルのお茶もお茶だけど、まずは本物の味を知ってほしい。
歴史を学ぶには体験するのが一番ですよね^^
そして、子どもたちがとても楽しんでいたイベントが「ぽかぽか縁日」。
「佐次右衛門邸」で、お手玉遊び大会・お手玉作り・駄菓子屋などが開催されていました。
つくば市東新井にある「はんてん屋」さん。
普段は、手作りのねんねこやはんてん、ちゃんちゃんこを仕立てています。
昔ながらの作り方に、おばあちゃんの長年の経験による知恵と工夫をとりいれて、一つ一つ丁寧に仕立てています。こちらでは「おばあちゃんの手作りはんてん教室」も開講中だとか。
今回は、今回は特別開催されていた「お手玉作り」。
まだ2歳と5歳の娘は針を触るのも恐る恐るでしたが、参加していた小学生の子どもたちは先生の話を聞きながらとっても上手に作り上げていました。
私が作っている間に、見知らぬおばあちゃんたちがお手玉の遊び方を娘に教えてくれていました。
その風景は、昔自分が子どもの時にごく自然にあった姿で、懐かしく、心が温まるひとときでした。
その他にもかまどで炊いた「神郡米」のおにぎりの販売や、神郡産の農産物の販売、地元産の焼き芋などもありましたよ^^
「神郡米」のおにぎりは、水分少なめで炊くと美味しいんだとか。
もちもちで甘いおにぎり。とっても美味しかったです^^
心地よい古きよき町並み、そして人とのつながり。
「田井の里」で今も生き続ける、「昔ながらの日本の良さ」に触れることのできた貴重な一日でした。
以上、なおがお伝えしました^^