こんにちは。つくスタ特派員のさくら子です。
つくばみらい市古瀬地域の自然や文化などの保全や復元、また都市と農村の交流を通じて地域の活性化を図ることを目的として結成された「NPO法人 古瀬の自然と文化を守る会」が2005年から毎年行っている「田んぼアート in つくばみらい」
このイベントは、つくばみらい市の広大な関東平野の田んぼに、「紫稲」「黄稲」「古代米」などの葉の色の異なる稲を使って絵や文字が浮き出るようにアートをしたもので、稲刈りをする10月までTX(つくばエクスプレス)の守谷駅とみらい平駅間の車窓から色彩豊かな稲穂アートを楽しむことができます。
今年は、6月3日(日)に田植えイベントが開催されました。
毎年この田植えを楽しみにしている人も多く、今年も老若男女約100名が田んぼに入り田植えを楽しんだそうです。
田植えの後は懇親会も開催され、つくばみらい市の片庭市長はじめ多くの方が参加し、ミュージックイベントやじゃんけん大会など多いに盛り上がったとのこと。
このように、地元の参加者、都内からの参加者が一緒になって農作業を行い、交流をすることによって田舎の素晴らしさを知ってもらうという取り組みは、自然豊かなつくばみらい市だからこそできることですよね。
多くの人に、つくばみらい市の美しい自然を知り、触れていただくためにも、このような交流事業を長く続けていってもらいたいな~と思いました。
6月に植えられた稲も、梅雨が明けると色が変わってきて、アートの様子がわかるようになってくるとか。
7月にTXの車窓から見た時にはなんとなく描かれたイラストと文字がわかるくらい稲が成長しるのがわかったのですが、近くでじっくり見てみたいと思い、さっそく現地に行ってみました♪
見渡す限り田んぼが広がる美しい田園風景の中に、なんともユーモラスなカカシが並んでいる場所があるのですが、そのカカシが田んぼアートの目印になっています。
最近ではカカシを見かけることもほとんどなくなってしまったので、とても懐かしい気分を味わえました。
昔ながらの田園風景、なんだかとても癒やされました♪
そして、そのカカシのうしろに田んぼにアートがあるのですが、ここからだとデザインがよく見えないので、田んぼアートを見るために設置された展望台に登ってみました!!
田んぼに描かれるアートは毎年デザインと文字が変わるのですが、今年は「希望」の2文字が描かれていました♪
今までに描かれた文字は、「つくばみらい市」「未来」「ありがとう」「がんばっぺ」などさまざまでその年にふさわしい文字が選ばれるそうです。
毎年どんな文字が描かれるのか楽しみにしている人も多いそうですよ!
そして、文字の横には、色鮮やかな稲を使ってイラストも描かれていました♪
今年のイラストは「NPO法人 古瀬の自然と文化を守る会」イメージキャラクターのカエルでした。
稲によって成長の早さが違うそうなので、まだ少しまばらな感じですが、これから稲の生長に従ってもっとイラストがはっきり浮き出てくるそうですよ。
谷和原三万石を象徴する広大な田んぼに「紫稲」「三言」 「亘瑠」 「赤米」など葉の色の違う稲でデザインされた、色鮮やかな「田んぼアート2012inつくばみらい」
TXの守谷駅~みらい平駅の間でこの田んぼアートを楽しむことができますよ。
つくば駅方面に向かって右側、秋葉原駅に向かって左側に見えます。
ぜひ、TXにご乗車の際は車窓からお楽しみ下さいね♪
また、10月7日(日)には稲刈りイベントも開催されるそうです!
こちらも参加者募集中だそうですので、ぜひご参加下さい♪
詳しくは、「NPO法人 古瀬の自然と文化を守る会」にお問い合わせ下さいね。
以上、さくら子がお伝えしました♪