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つくば市上郷の金村別雷神社に参拝してきました♪

つくばスタイル特派員 かめ Blog 
2012年02月25日

こんにちは、つくばスタイル特派員のかめです(゜∀゜)。

先日、つくばウォークに参加させて頂きましたが、実はコースにかめが
以前から行きたかった神社が入っていたからというのもありました。

それが、つくば市上郷8320にある「金村別雷神社(かなむらわけいかづちじんじゃ)」です。
以前レポートさせて頂いた一ノ矢八坂神社と同じくらい歴史のある神社なんですよ!

金村別雷神社1

小貝川沿いに鎮座するこちらの神社は、春は桜・秋は紅葉が見事だそうです。
長い参道の両脇には古木が並び、神社の長い歴史を感じます。

ご祭神は別雷神。創建は承平元年(931年)です。中世から戦国時代に
かけて、このあたりの土地一帯を支配した桓武平氏一族の豊田公の、
ある日夢に別雷神が現れます。

当時旱魃で悩まされていたこともあり、即座に京都上賀茂の別雷神社の御分霊を奉迎し、
一帯は旱魃を免れ豊かな実りのある土地となり、豊田家は栄えたと言われています。

金村別雷神社2

ご朱印は、後冷泉天皇から下賜された「つぐみ龍」紋(昇り竜が左右
真向かっている)なのですが、これには興味深い逸話が残されています。

豊田四郎将基公は、前九年の役(1051~1062年)にて、源頼義・義家
父子の奥州安倍氏討伐軍の副将を拝名し進軍しました。
安倍氏が衣川付近まで領土を拡大したのが1059年なので、その頃の逸話だと思います。
一隊が衣川にさしかかった時、水位が高くまた一向に減る気配もなく
なかなか渡る事が叶いません。すると、四郎将基公の旗印であった
つぐみ龍が飛びだし、橋のように川に我が身を横たえたので
「これは神意」と四郎将基公は一気にその橋を渡り敵の堅陣を壊滅せしめたそうです。
その神旗は、金村別雷神社の重宝となっているとのことです。
ロマンチックですねヽ(´∀`*)ノ。

金村別雷神社3

参道を歩いて行くと、立派な台座に坐した狛犬が迎えてくれます。
ぜひこちらの台座をじっくりとご覧頂きたいのですが、よく見ると
奉納者の名前が彫られています。実に粋な字体です。
ブロックのように彫られているのも実に粋です。
こういう台座は、かめ初めて見ました(゜∀゜)。

金村別雷神社4

本殿裏には多くの神社が合社されています。石碑も複数あり、また境内の
古木も非常に風情があり、みなそれぞれに面白い形を形成しています。
ぜひゆっくり散策をして頂きたく思います。

なお、金村別雷神社の春大祭は、毎年4月の第2土日に行われており、
2012年は4月14日(土)と15日(日)になります。出店も境内に出て
賑わうようなので、ぜひお出かけになってみてくださいね!

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