こんにちは。つくスタ特派員のさくら子です。
つくばみらい市の有形無形の地域資源を活用し、都市農村交流活動や青少年の健全育成を図る事を
目的に結成された「つくばみらい市 都市農村交流協議会」では、
「都心から40分で行ける自然溢れる田舎!トカイナカつくばみらい」をテーマに様々な活動を行っています。
今回は1月15日(日)につくばみらい市寺畑で開催された「どんど焼き」に参加してきました!
会場となったのは小貝川河川敷の筑波山を見渡せる最高に気持ちのいい場所です。
到着すると高さ約10m程のやぐらが組まれていました。
想像以上の高さと大きさにびっくり!!
開始時間が近づくと、お札やお正月のしめ飾り等を持った方が続々と集まってきました。
点火まで時間があったので、都市農村交流協議会の参加団体の
「NPO法人 古瀬の自然と文化を守る会」の駒橋さんに今までの活動についていろいろ伺いました。
都市農村交流協議会では、都市と農村の交流事業を始めて15年以上になるそうです。
特に葛飾区との結びつきが強く、葛飾区のシルバー世代による交流事業サポーター制度があり、
イベントの度に準備等の活動を一緒に行っているとの事。
「都会からお客様を迎えて楽しんでもらうのではなく、一緒に準備し、後片付けまで一緒にやって
もらうんですよ。」との言葉が印象的でした。
この交流事業が長く続いているのも、お互いの負担にならないように、すべてを一緒に楽しみながら
行うというシステムがきちんと確立しているからこそだと思いました。
他にも、田んぼアートやグリーンツーリズム、農コンinつくばみらいなど、楽しいベントを
定期的に行っているそうです。
いろいろ話を伺っている間についに点火の時間です!!
小さかった炎があっという間に燃え広がり、高さ10m程のやぐらも見る見るうちに炎に包まれます。
竹の爆ぜるバチバチという音や炎の広がるゴーッツという音がすごい迫力です。
今回のどんど焼きには、交流事業の一環として葛飾区の子ども達も参加していました。
午前中に、つくばみらい市にある古民家「松本邸」で味噌作りの体験をし、
午後からどんど焼きに参加したそうです。
都内ではこんな体験はなかなか出来ないので、みんな興味津々!
どの子も目を輝かせながら炎を見つめていました。
地元の方にお話を伺うと、昔はこのやぐらを組むのは子ども達の仕事だったそうです。
冬休みに入ると、子供達が各家を回り竹や藁などの材料を集めては毎日少しずつ積み上げ、地区ごとに
やぐらの高さや大きさを競い合ったので、このどんど焼きの行事は子供達にとっても冬の大切な
行事だったそうです。
こんな高くて大きなやぐらを子供達だけで作るなんて、昔の子供達の生活力はなんて素晴らしいのだろう!と
感心してしまいました。
ただ、その伝統行事も40年位前を最後に途絶えてしまったそうです。
それを5年前に古瀬の自然と文化を守る会のメンバーが中心となって、地区住民と協力の上、
復活させたそうです。
やはりこのような地域の行事を行う事で、地域の結びつきが強まったり、世代間の交流も深まるので、
いろいろ大変な事も多いけれどぜひ続けていきたいとの事でした。
炎が弱まってきたところで、お餅を竹竿につけ焼き始めました。
どんど焼きの火にあたったり、焼いたお餅を食べると1年間健康でいられるとの
言い伝えがあるそうなので、参加者みんなでお餅を焼いていただきました!
美味しかったです!!
私は今回初めてこのような地元の行事に参加しましたが、一番楽しかったのはいろいろな人と
交流の機会を持てた事でした。
交流事業を行っているNPO法人の方、そして地元の方、子ども達・・・
皆さん、本当に地元を愛していて、明るくてユーモアがあって、話を聞いているだけで楽しくて楽しくて
いつまででもこの場所にいたいような思いでいっぱいになりました。
きっと交流事業で都内から参加した方も同じ様に感じたのではないかな~と思いました。
こういったイベントを続ける事で、田舎の素晴らしさを知ってもらうという
素晴らしい取り組みだな~と感じました。
ぜひ長く続けていただきたいなと思います!
次回のイベントは3月11日の婚活イベントだそうです!
こちらもつくばみらい市ならではの内容になるとの事で、とても楽しそうです。
詳しくはHPに掲載されると思いますので「つくばみらい市 都市農村交流協議会HP」を
ご覧下さい♪
以上、さくら子がお伝えしました♪