はじめまして、つくばスタイル特派員のぴすママです。
就職で一度つくばを離れましたが、つくばが忘れられず戻ってきて早9年になります。
つくばの魅力を息子ぴす太郎と共に伝えていけたらと思います。
つくば市千現で開催さらたNPO法人フードバンク茨城主催の
フードドライブ(食品を集める催し)に行って来ました。
フードバンクとは企業や農家・市民から余っている食料を寄贈してもらい
フードバンクを通じて食品を必要としている人や施設に届ける仕組みです。
日本の子どもの14.2%が貧困にあえいでいるそうで
これは先進国の中でもかなり高い水準とのこと。
私も子どもを持つ親として何か役に立てればと思い
早速家にある食品を探してみると賞味期限の切れた食品がいくつか出てきました。
こうやって食べ物を無駄にしているんですね・・・。
出かける前から反省です。
賞味期限まで一年以上ある料理酒とふりかけを持って
会場のパルシステム茨城つくば館倉庫へ。
会場を覗いてみると早くも多くの食料が集まっていました。
レトルト食品や調味料、お米、ほうれん草などが倉庫に積まれ
中にはコーヒードリップなどもありました。
受付を済ませ早速持参した食品を寄贈。
するとなんとスタッフの方からぴす太郎にボールを頂いてしまいました(^^)
多くの食品が集まっていましたが、この日は天気が悪かったため
会場に足を運んだ方は午前中で6人とのこと。
集まった食品の多くが農業法人からの寄付と新聞や地域情報紙を見た人が事前に寄付してくれたものだそうです。
企業にも呼びかけをしているものの
今のところ県内で応じてくれた企業は5社とスタッフの方から伺いました。
まだまだフードバンクの知名度が低く、企業側としても自社製品を
提供してブランド名を損ねないかという懸念があるようです。
捨てられる食品ならば寄贈すればいいのに、と私は簡単に思っていたのですが
企業側には企業側の立場があるんですね。
まさかブランド価値を損ねるという考えがあるとは思い至りませんでした。
私が訪れた日はあいにくの天気だったのですが、翌日は天気が回復するみたいなので
会場に足を運んでくれる人も増えるかな、なんて期待しつつ会場をあとにしました。