こんにちは、さちぼんです。
今年度も引き続き、よろしくおねがいします(^^)
4月に入って、一気にあたたかくなりましたね。
もう散り始めですが桜も咲き、
木々も草色に芽吹き、
小鳥の声もたくさん聞こえて、
生き物たちの存在感が増してきました。
あちこちに、虫も顔を出し始めてるんじゃないでしょうか。
そんな折、
生物資源学類の先輩が所属している研究室に遊びに行きました。
飛んでいる虫を流し見ているだけで、虫の種類も雌雄も言えてしまうようなスゴイ人です。彼女は蝶々の研究をしています。
たとえば、毒をもつ植物を食べてどう代謝しているのかや、
蝶々が羽を開いて止まっているとき関係しているのは光なのか熱なのか…。
研究室をのぞいてみると、
ほぼ虫の飼育部屋でした…。
弱っている蝶々には、ティッシュにポカリスエットをしみこませたものを吸わせていました。
なんと私にもやらせてくれました!
ある蝶々は、新潟まで行って取ってきたそうです。
うすうす気づいていましたが、相当な虫好きじゃなければできませんね。笑
ちなみに彼女は、実験に使った蝶々たちが死んだ後、お墓を作ってあげるそうです。「そんなペットみたいに…」とあきれる研究者の方も居るそうです。でも、実験に使った生き物は、あくまで道具ではなく生き物なのであり、
彼女は蝶々に対する敬意やいのちに対する感動を持って研究をしているんだということを、
研究室での彼女の姿から私は感じました。
虫が居るなーって思っても、まじまじと見つめることは、
案外ないですよね。
手に乗せてえさをあげたとき、蝶々に愛着がわきました。
これから虫は増える季節…
嫌がってないでちゃんと見てみようかな。
<文責:さちぼん>