皆様、明けましておめでとうございます。
木曜担当伊藤です。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さてさて、今年初めの話題はずばり科学です。
皆さんご存知のように、つくばと言えば科学の街。
それを象徴するようにサイエンス通りや研究学園都市など、
街のところどころに科学を想起させる地名がみられますね。
研究機関も、JAXAや産総研、筑波大学、生物農業資源研究所など、
様々な機関がこの街に集積しています。
とはいえ、名前はよく耳にするこれらの機関、
果たしてどのような研究を行っているのか、
皆さんはご存知ですか???
おそらくあまり知られていないのが実情でしょう。
せっかくつくばに住んでいるのですから、
この街で行われている最先端の研究を見に、
研究機関へ遊びに行きませんか???
研究所って入っていいの?
と、ちょっとびっくりされた方もいるかもしれませんが、
実は入れるんです。
もちろん普段は入ることはできませんが、
機関によっては一般公開日なるものがあり、
その日は特別に入ることが出来、
最先端の研究内容を垣間見ることが出来るようになっています。
一般公開が行われていないところでも、
研究成果を会場を借りて一般向けに
発表・展示しているところもあります。
今回はそれらをちょっぴりご紹介しますね。
産総研
・産総研オープンラボ
つくばに4箇所ある産総研内にて、日ごろの研究成果が
発表されます。
僕は昨年の10月に行われたときに行って来たのですが、
人工心臓や排気ガスに含まれる有害物質の除去などといった
研究内容を見てきました。
もちろん産総研ですからそのほかにも多岐にわたる研究内容を
公開していましたよ。
来場するのは主に企業の方や研究者で、
入るのが憚られる様な気もしますが、
一般の方ももちろん大丈夫です。
研究員の方も僕らにわかるように丁寧に説明してくださいました。
・サイエンスカフェ
こちらはなんとつくばのカフェやレストランで産総研の研究員の方が
自身の研究内容を語ってくれるのだそうです。
ベルガ(カピオ別棟のカフェ)などで行われ、軽食とドリンクがついて
無料なのだそうです。
僕は行ったことはありませんが、毎回定員に達して
予約が打ち切られているようなので、
これはいってみる価値ありそうですよ。
昨年は6回行われたようで、「温泉と金鉱脈を結ぶ赤い糸」、
「プラスチックの革命 石油から植物へ」など、
テーマも面白そうですね。
次回は僕も行ってみようと思います。
JAXA
・一般公開
毎年4月と10月に行われるそうで、JAXAの進める宇宙開発の過去や
現在の活動を見ることが出来ます。
・ツアー
基本的に毎日行われるようで、要予約制です。
ここではなんと国際宇宙ステーションに取り付けられた、
日本の実験棟「きぼう」の運用管制室を見学できるそうです。
目の前で宇宙との交信が見られるかもしれません。
筑波大学
・学園祭における研究内容の展示
毎年10月に行われる文化祭では、大学院の研究室などの成果を
報告する展示会や説明会が開かれています。
僕も何個か見ましたが、研究内容はもちろん、普段生徒に講義を
している方だけに語りが面白いものばかりでしたよ。
・SYBERDYNE STUDIO(iiasつくば内)
こちらは筑波大発のベンチャー企業によるもので、
山海教授の発明した介護福祉用自立支援ロボットスーツHALを
体験できます。
自宅から近いので、こちらも行ってみようかと思います。
何よりロボットスーツなんて、男の子のロマンですからね!
いかがですか、小さいお子様や大人も楽しめるものたくさんありますよ。
もちろんつくばで体験できるのはこれだけではありません。
休日に、恋人や友人、家族と研究所巡りをするのはいかがでしょうか?
それでは、今回はこの辺で。
JAXA つくば宇宙センター
http://www.jaxa.jp/visit/tsukuba/index_j.html
SYBERDYNE STUDIO(iias)
http://tsukuba.iias.jp/shop/detail/2300.html
*他のものに関しては特設ページとなり、期間が近くなるまで
ページが開設されません。
期間が近くなったらこまめにチェックすることをお勧めします。
<文責:伊藤>