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謎解き・考察好きな方必見!「つくばセンタービル謎解きツアー」

つくばスタイル特派員 TAKAKO Blog 
2021年12月27日

皆さん、こんにちは!TAKAKOです。

 

いわゆる“謎解き”や“考察”、宝探しといったことが大好きな特派員。

幼い頃は、安野光雅さんの「旅の絵本」に散りばめられた物語を探すことに夢中になり、大人になってからは、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の考察を楽しんだり、小説「ダ・ヴィンチコード」の謎に驚愕したりと“謎解き”のワクワクするような思い出はたくさん。最近は、子どもたちも一緒に家族で謎解きゲームにチャレンジするのが休日の楽しみの一つとなっています。

 

さて、2021年最後にお届けするつくばスタイルブログは、そんな私が今年最も感動した“謎解き”。

建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞を受賞した磯崎新氏が設計し、つくば市民なら誰しも一度は見たことがある「つくばセンタービル」に実は驚くべき秘密が隠されていることを、皆さんはご存知でしょうか?!

今回、特派員はその謎を解き明かすツアーに参加することができました。

 

 

映画「天河伝説殺人事件」などの作品を手掛けた脚本家、冠木新市(かぶきしんいち)さんがナビゲートするのは「つくばセンタービル謎解きツアー」。

センタービルを設計した磯崎新氏がそのデザインに内包させた数々の秘密を冠木さんが実際にポイントを巡りながら解説してくれるというツアーで、今回が5回目の開催。これまでに未就学児から80代まで幅広い世代の参加者があり、その面白さにリピート参加する人の姿も。

 

この日は中学生から大人まで9名の参加者が集まり、センター広場を見下ろす「つくばイノベーションセンター」前からスタート。

30年に渡ってセンタービルの研究をしてきたという冠木さんとともに、謎を解明するための8つのポイントへ向けて所要時間約1時間のツアーに出発です。

 

 

そもそも「つくばセンタービル」とはどこのことなのかというと、戦隊モノのロケが頻繁に行われ、特撮の聖地として有名な「つくばセンター広場」と、広場を囲うようにして建つホテル・劇場・地域交流センターなどの建物全てが「つくばセンタービル」なのだそう。

 

1970年代に学園都市熟成の第一歩として国家による建設計画がスタートし、それを担う建築家は日本初のプロポーザルコンペ方式で選出。結果、磯崎氏のデザインが採用されました。

ただ驚くべきことに、そのとき磯崎氏が提出したレポートはつくば市の都市計画を痛烈に批判するもので、つくば市に欠けていた7つの性格(劇場性・迷路性・両義性など)を列挙した上で、「つくばセンタービル」はそうした足りないものを全て補完するようなデザインにすると提案したのだそう。

どのようなデザインをもってその7つの要素を補完したのかが、今回の謎解きツアーの中で明かされているんですね。

 

 

「ここは1階ですか?それとも2階ですか?」

各ポイントへ向かって歩く参加者たちにおもむろに問いかける冠木さん。

図書館の向こうは?竹園方面へ向かう橋の先は何階ですか?と問われるうちに、返答に困り始める参加者たち。

 

見渡すとつくばセンタービル一帯は4つの橋を渡ってくる場所に存在しており、歴史的に橋を渡ってくる場所というのは“特別な場所”として考えられているとのこと。

センタービル一帯はこのように1階とも2階とも言えない“非日常的な場所”として位置づけられていることが分かりました。

 

 

隠された秘密のいくつかは、センター広場の中に見ることができます。

楕円形をしたセンター広場は、地面の模様がローマの「カンピドリオ広場」を引用したデザインとなっているのですが、よく見ると模様の色が、カンピドリオ広場と白黒が反転した状態になっているんですね。

 

また、広場には市内を流れる桜川や霞ケ浦もデザインされているのですが、その位置関係も逆。川の流れが逆流するようなデザインとなっています。

そして、広場を囲むように建つビルはL字型をしていますが、そのL字も反転しているので、この反転に何か意味があるのだということが分かります。

 

 

参加者の大半が、長く住んでいるのに存在に気付かなかった!と驚いたのは、広場の上にある月桂樹のモニュメント。

水の精ダフネがアポロンから逃れるために月桂樹に変身したというギリシア神話がモチーフになっており、その幹にはダフネが身に付けていたという黄金の布が巻かれています。ここでは、ダフネが水の精であること、黄金の布をまとっていたこと、つくばセンター地区の公園には共通して「水の流れ」があることも、後に建築にまつわる謎に関係してくるのです!

 

 

「ホテル日航つくば」の階段に無造作に置かれた2脚の椅子は、マリリン・モンローのボディラインをかたどったという「モンロー・チェアー」。

このモンローの曲線は他の場所にも見られ、センタービルの外壁には数々の立方体に混ざって職人泣かせの美しいモンロー・カーブを見ることができます。

注意して見ると、ホテルの入り口ドアのノブも、美しい黄金色をしたモンロー・カーブ。そう、黄金は水の精ダフネの色であり、マリリン・モンローの出演作には水に関わる作品が多いのです。。

 

 

実は、このホテルの階段も磯崎氏が仕掛けた秘密の一つで、下から見ると平行であるのに上から見ると先が狭くなっていくVの字に見えるというデザイン。

これにどのような意味があるかは、冠木さんによる考察がツアーの最後に語られます…!

 

 

一通りポイントを巡って、スタート地点に戻ってきた参加者たち。

前方上空を見上げると、先ほどの階段があった「ホテル日航つくば」の最上階が見えるのですが、ここに、まるで目のように見える窓が設置されているのが分かるでしょうか?この窓は東西南北の全てに設置されていて、全方向を見つめている目であることが分かります。

ちょっとドキッとするデザインですが、振り返ってノバホールの方を見ると…そこには磯崎氏が最後に仕掛けた更なる秘密が…!!

 

こうして全ての謎が一つとなり、冠木さんの考察による一つの結論へとつながっていくのですが、ここから先は…ごめんなさい、内緒です(^^;;

 

 

市の中心に位置しながら、都市にありがちな大きなモニュメントが存在せず、一見するとがらんとした空洞のようにも思えるつくばセンタービル。

でも、そこにあるのは本当にただの空洞、広場なのでしょうか…?その答えは、ぜひ実際にツアーに参加して自分自身の心で感じ取ってみてくださいね。

 

見慣れたはずの風景が知れば知るほど特別な空間に変わり、そんなつくばがますます好きになる「つくばセンタービル謎解きツアー」は、2022年1月以降も開催予定です!

 

【つくばセンタービル謎解きツアー】
 茨城県つくば市吾妻1丁目10-1 つくばセンタービル
 定員:10名程度
 2022年1月16日(日)13:00-
 2022年1月30日(日)13:00-
 時間:約1時間

 予約 TEL:090-5579-5726 <つくばセンター研究会 冠木(かぶき)さんまで>

 

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