みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。
さまざまな特長を持つことで知られるつくば市。その良さを端的に表現して「〇〇の街つくば」と言われるのをよく耳にします。今回は私がつくばに10年以上住んで感じたつくばの特長である”〇〇”を紹介します。
自転車の街つくば
令和元年にナショナルサイクルルートに認定された「つくば霞ヶ浦りんりんロード」は、旧筑波鉄道の廃線敷と霞ヶ浦を周回する全長約180キロにも及ぶサイクリングコースです。
百名山のひとつ筑波山や日本第2位の湖面積を誇る霞ヶ浦など風光明媚な景色を楽しみながらサイクリングができます。
コロナ禍で屋外でのレジャーが注目されていますが、「つくば霞ヶ浦りんりんロード」は都心から約1時間というアクセスの良さを活かして多くのサイクリング愛好家が訪れています。自転車を持っていなくてもレンタサイクルで本格的なロードバイクを借りることができますよ。
「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の筑波山エリアでは旧筑波鉄道の廃線敷がコースになっており、ビギナー向けの平坦な自転車歩行者専用道路です。ルートに交差点はありますが車が通らないため初心者でも安心して走行できます。途中にある休憩所は元の駅舎を利用するなど、あちこちで筑波鉄道の面影を感じられますよ。
桜並木の下や田んぼ風景の中というように自然豊かな景色を堪能しながらのサイクリングは気分も爽快です。
健脚な方はヒルクライムコースに挑戦してみてはいかがでしょう。つくば市平沢にある平沢官衙遺跡近くの駐車場をスタートし、平均勾配7%という不動峠や風返し峠を抜け、筑波山頂までのロープウェイの駅があるつつじヶ丘駐車場がゴールとなるコースです。途中には10%を超える急勾配のコースがあり、坂のコースにチャレンジしたい方にオススメです。
ロボットの街つくば
つくば市内の道路脇でよく見かけるこのマーク。”Robot zone”としてロボット実験区間と記されています。これは市内の一部のエリア内で搭乗型モビリティロボットの公道走行が可能になったことを示しています。 つくば市では「モビリティロボット実験特区」の認定を受け、平成23年から公道での実験がスタート。私も実際に歩道を動くロボットを見かけたこともありますよ。
ちなみに、他県から訪れた友人がこの看板を見て「ロボットがこの道路を通るの!?」ととても驚いていました。実にロボットが身近な暮らしの中にあるつくばらしい光景です。
平成19年から毎年実施されている”つくばチャレンジ”は、つくば市内の市街地の遊歩道を移動ロボットが自律走行するもので、研究者と地域が協力して行う公開実験となっています。
回を重ねるごとに難易度が増しているそうで、ロボットが実際に道路を走ることで実際の生活に即した課題が見つかりそうですね。
パンの街つくば
国や民間の研究機関が集まり、外国人研究者が多く住む国際都市でもあるつくば市。彼らがパンを主食にしていたことからパンの店が増えたともいわれています。ハード系から個性的なものまで店ごとに個性があり、好みに合わせて選べるのもパン好きにはうれしい限り。昼時ともなると人気店の店前には長い行列ができ、入店待ちなんてことも。
最近増えたのは週に数日だけオープンするような住宅地にひっそりと佇む住居兼店舗のパンの店。そんな奥まった場所にある店でもオープン日めがけて訪れる方は多く、つくばのパン好き人口の多さを物語っています。
いかがでしたか?よく言われている”〇〇の街つくば”を紹介しましたが、他にも皆さんが思い描くつくばにぴったりな”〇〇”を見つけてみてはいかがでしょうか。
以上しらゆきがお届けしました。