みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。
秋葉原~つくば間を最短45分で結ぶつくばエクスプレス(TX)の開通や高速道路の整備に伴い都心へのアクセスがグッと良くなり、子育て世代を中心に移住する方が増えているつくばエリア。つくばに住むようになって10年以上となった私が感じた”ここに住んでよかった”と思うことを今回はランキングにしてお伝えします。
第3位…「手頃な土地の価格」
”広々とした庭のあるマイホーム”という理想の暮らしを思い描くのなら、土地の値段が大きなポイントになってきます。その点では都心部と比べると土地の値段が手頃なつくばエリア。同じ予算でも広い土地を探すことができます。
このつくばスタイルブログの「住んでる人に聞いてみよう」という記事で実際につくばエリアに移住した方に話を伺ってきましたが、みなさんが口にするのは”のびのびと子育てができる家で良かった”ということ。自宅に駐車場2~3台分のスペースを確保し、青々とした芝生の庭にはウッドデッキや家庭菜園が広がる…という光景は、つくばエリアでよく目にする一戸建てのお宅です。
土地が手頃な価格に収まった分、家づくりのほうに資金を回せるのもうれしいポイントです。バーベキューのできる庭、薪ストーブ、オープンキッチン、吹き抜けのリビング、テラスのハンモックで昼寝…あぁ夢は広がりますね♪
庭があったおかげで外出自粛時でも気軽に外で遊ぶことができたという話もよく耳にしました。お子さんが縄跳びをしたり、ウッドデッキでピクニックを愉しんだりと気分転換ができると心も軽くなります。
第2位…「豊富な農産物」
筑波山の恵みを受けて、さまざまな農産物が生産されているつくばエリア。つくば市では特産のブルーベリーをはじめ、いちご、みかん、ぶどう、りんごなど季節に合わせてたくさんの果実が豊かに実り、市内の果樹園ではブルーベリー狩りやいちご狩りなどを楽しむことができます。
また、つくば市は冬の食卓に欠かせない白菜やねぎの生産量が多く、国内でもトップクラスを誇ります。冬の時期、あたり一面の畑にずらりと並ぶ白菜を見ていると「寒さに負けずおいしくなれ!」と応援したくなります。
その他にもつくば市内にある茶園では茶葉を、筑波山の麓ではワイン用ブドウの栽培や芝生の生産をしていたりと広いつくば市ではさまざまなものが作られています。
”地産地消”で美味しい旬の農産物が新鮮な状態ですぐに手に入るのがうれしいですね。
第1位…「充実した教育環境」
子どもが学校に通うようになって驚いたのが、つくば市の充実した教育環境です。1977年に日本で初めてICT教育がスタートしたつくば市。今でも全国でトップレベルのICT教育が進められていることはもちろん、小中一貫教育にも力を入れています。新型コロナウイルス対策で休校になったときにつくば市が迅速な対応がとれたのも、普段からICT教育を推進していたからではないでしょうか。
インターネットからアクセスできる自宅学習教材「つくばチャレンジングスタディ」は休校前から使われていたものですが、休校中は特にそのありがたみを実感しました。つくば市内の小中学校に通う児童生徒なら利用可能で、収録されているのは小中学校5教科合わせて約7万問にもなるのだそう!学年にこだわらず学習できるため、先取り学習や下の学年に戻って復習するなど自分のペースで進めることができます。休校中、わが家では子どもたちが自宅で取り組んでいました。
とはいえ自分一人だけで学習が進められるかと言うと、小学生には難しいのが現状です。そのサポートとして、休校中は先生による授業動画を見て自分で学習を進めたり、学校のホームページ上にある”せんせいあのね”というフォームを使って休校中に児童が先生とコミュニケーションをとることができました。学校や先生とのつながりを保つこれらのツールは本当にありがたい存在でした。
自宅にインターネット環境が整備されていない家庭には、つくば市では貸し出し用パソコン端末とモバイルルータ700台を緊急整備しており、すべての家庭でオンライン学習が推進できるよう学習支援環境の整備が進められています。
突然の休校が決まった際「つくば市は休校期間中でも自主登校が可能で、希望者には給食を提供する」という対応が話題になりました。「できる限りのことをする」というつくば市の柔軟な対応に、どうしても仕事を休めずにいたご家庭では安堵したことでしょう。
もちろんこれら以外にも”つくばに住んでよかった”と思うことがたくさんあり、すべてはここで伝えきれないほどです。緑豊かでのびのびとした暮らしを求めて住むことにしたつくばエリアですが、想像以上に魅力あふれるライフスタイルが叶い、住みやすさを実感しています。
以上しらゆきがお届けしました。