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愛情たっぷりの野菜を手から手へ 守谷「まーの農園」

つくばスタイル特派員 しらゆき Blog 
2019年07月19日

みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。

 

突然ですが、みなさんは野菜は好きですか?

緑豊かなつくばエリアでは、大地の恵みをたっぷり受けた美味しい採れたて野菜を気軽に買い求めることができます。

 

今回はお二人で新たに農業に取り組んでいる「まーの農園」を訪ね、畑を見せてもらいました。

 

 

「まーの農園」のある守谷市は、利根川・鬼怒川・小貝川に囲まれ、水と緑の恵みを受けた台地に位置しています。

 

つくばエクスプレス(TX)と関東鉄道が乗り入れ、TXを使えば秋葉原駅まで最短32分という利便性から、子育て世代を中心に多くの方が移住してきているエリアです。

 

緑豊かな丘陵地帯と整備された美しい街並みなど、たっぷりの魅力が東西南北約7キロの中にぎゅっとつまった街です。

 

 

笑顔が素敵な「まーの農園」の並木さん(写真右)と椎名さん(写真左)は、近々結婚を控えている間柄。

管理栄養士の資格を持つ並木さんは、「農作物を作るところから食べてもらうところまで関わりたいという思いがあって、農業を始める決心をしました」と話してくれました。

 

同じ思いを持っていた椎名さんと二人三脚で2018年8月に始まった「まーの農園」。たくさんの方との縁があって、ここ守谷で就農することになり、お二人の愛情たっぷりの野菜が畑で育まれています。

 

「まーの農園」の“まーの(mano)”とは、イタリア語で“手”を意味しています。

私たちの手から皆様の手へ―。お二人が丹精して育てた野菜がつなぐ絆のような思いが込められています。

 

 

まーの農園の野菜は、主に近隣のスーパー「ヨークベニマル」守谷店・つくばみらい店で買い求めることができます。また、守谷市に隣接する常総市内の天然温泉「きぬの湯」内にある物産館でも地元野菜として販売中です。

 

タイミングによっては売り切れてしまうこともあるそうですが、地元産の採れたて野菜を気軽に手にすることができます。
また、月に3回開催される守谷市内の朝市にも出店しています。朝市は、作り手と消費者がつながる貴重な場所。野菜の美味しい調理方法などを生産者の方に直接聞くことができるのが嬉しいですね。

 

 

守谷市内に5カ所あるという畑。今日はその一つを見せてもらいました。

畑には、ナスやトマト、ズッキーニ、アスパラガスなどたくさんの野菜が実をつけていました。
農薬を使わない栽培に取り組んでおり、野菜本来の持つ美味しさを最大限に引き出す努力をしているのだそう。

 

「たくさんの品種がある中で、美味しさを第一に考えた品種選びを心がけています」と椎名さんは言います。その話しぶりから、「美味しいものを届けたい」というまっすぐな思いが伝わってきました。

 

 

こちらは今日収穫されたばかりの新鮮な夏野菜です。
ミニトマト、ズッキーニ、オクラ、セロリ、トウモロコシ、ヤングコーン、サラダごぼう、黄色くて丸いのは、丸ズッキーニ!慣れ親しんだ野菜から珍しいものまで、ずらりと並びます。

 

“新しい種類の栽培にもどんどんチャレンジしてみよう”というお二人の意気込みから、珍しい野菜も多い畑。レストランのシェフにも野菜を卸しているというだけあって、さまざまな種類の野菜が育っています。

 

日本ではまだあまり目にしない野菜の種は海外から取り寄せ、この畑で大きな実を実らせています。

 

茨城大学との共同研究にも取り組んでおり、作物にいい影響を与える菌を実際の畑で使ってみたらどうなるか、野菜の苗に菌を入れて育てる研究をしているのだそう。昨年から引き続き行っている研究とあって、いいデータがそろうことに期待ですね。

 

 

畑のズッキーニの葉が想像以上に大きかったことにびっくり。大きな葉を茂らせて実をつけるんですね。黄色く丸いズッキーニは、色鮮やかで畑の中でもパッと目を引く存在です。

 

マイクロトマトは指先にちょこんと乗るサイズ。1センチくらいの大きさです。その場で試食させてもらうと、こんなに小さくてもトマトの濃厚な味がします。

 

イタリア料理によく使われるルッコラと似たような「セルバチカ」という野菜は、ピザやパスタの味を引き立てるもの。葉を口にすると、ゴマの香りが口いっぱいに広がり、ピリッとした辛味が後味で残ります。ルッコラよりも主張があり、味のアクセントになりますね。

 

試食した採れたて野菜は、みずみずしさいっぱいで、おいしさ抜群です。

 

 

こちらのナスには、よく見ると一緒にネギが植えられています。これは、異なる作物を一緒に栽培することで、お互いの成長によい影響を与える効果があるからで、ネギの香りが害虫を寄せ付けず、根にある菌がナスの病気を抑制してくれるのだそう。

 

また、トマトの隣ではバジルが栽培されているのも同じで、病気や害虫から守ってくれるのだとか。こうすることで、農薬を使わないように工夫しているんですね。

 

スーパーなどでの販売の他にも、「まーの農園」の野菜を手にすることができますよ。

 

例えば、守谷市にあるイタリア料理レストラン「さくら坂VIVACE」とのコラボレーション企画を現在計画中とのこと。農園の畑で収穫体験した野菜をレストランで調理してもらい、それをランチとしていただくことのできるプランなのだそう。

 

野菜の収穫体験と採れたて野菜をプロの腕前で食べられるという二つを同時に楽しめる贅沢な企画です。

 

また、もっとたくさんの方にお届けしたいという思いから、ネットショップもオープンしました。今はトウモロコシのみですが、いずれは季節の野菜の詰め合わせを注文できるのようする予定なのだそう。新鮮な野菜が欲しい時にすぐ注文でき、自宅に届くというありがたいサービスです。自宅にいながらにして、季節感あふれる味を楽しめます。

 

「まーの農園」のトウモロコシは、そのまま生でもガブっと食べられる甘さで、みずみずしい柿のようなスイーツを思わせる味わいです。

 

ここ守谷から届けられる愛情たっぷりの旬のおいしさをみなさんも堪能してみてはいかがでしょうか。

以上、しらゆきがお届けしました。

 

まーの農園
インターネット販売

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