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つくばのスパイスカレー専門店「アヤカリ亭」

つくばスタイル特派員 TAKAKO Blog 
2020年11月16日

皆さん、こんにちは!TAKAKOです。

 

以前ブログでご紹介した、つくば市東部のニュータウン「流星台」。

新築住宅が次々と建設されているこのエリアに、オープン以来行列が絶えないスパイスカレー専門店があるのをご存知でしょうか。

友人知人の間で「もう行った?まだ?」と話題になるほどの同店。一般的な日本のカレーとは見た目も味も食べ方すらも違うカレーだと聞き、どんな料理なんだろうとワクワクしながら行ってきました。

 

 

お店の名前は、店主である来栖彩さん(※)のアヤとカレーを合わせた、「アヤカリ亭」。

彩という字が入ったロゴマークは、もともとグラフィックデザインの仕事をしていたという来栖さん自身のデザインによるもの。

 

“あやかりたい”に由来していると思っていたと特派員が伝えると、同じテナントビルに入っている2つの飲食店に触れ、「隣に天丼を食べにきたおじいちゃんとおばあちゃんがこちらも気になったと言って覗いてくれて。次の機会に来てくれたこともあるんです」と、本当にあやかっていますよねと嬉しそうに話してくれました。

 

計9席の店内は開店時から満席。ラストオーダーの時間よりも早くいつも13時すぎには売り切れてしまうそうですが、オープンから4カ月が経とうとする今では、並んでも食べたいと言ってくれる常連のお客さんが大勢いるそうです。

 

 

入り口に玉砂利が敷かれていたり、窓が障子風だったりと、まるで和カフェのような店内。カウンターに並べられたスパイスの瓶がなければカレー屋さんとは分からないほどで、女性一人でも入りやすい雰囲気です。

 

ランチメニューは基本的に「本日のスパイスカレープレート」のみ。

スパイスカレーとは、スリランカや南インドなどのカレーの調理法を日本人が独自にアレンジして生まれたカレーで、複数のカレーと数種類の副菜がワンプレートに盛り付けられているのが特長。それらを“全て”混ぜ合わせて食べるのが最もおいしい食べ方なんだそうです☆

 

カレーはおおよそ3週間おきに内容を変えているそうですが、副菜は自宅の畑や地元で採れた旬の野菜を使用しているため、ほぼ日替わり。同じカレーでも副菜が変わると違う味を楽しめるので、週に2度訪れるお客さんもいるそうですよ。

 

 

 

 

この日のメニューは、2種のカレーの“あいがけ”と、「紫玉ねぎのアチャール」などの副菜が店内の黒板で紹介されていました。

 

見慣れないメニューの数々は来栖さんが全国のカレーを食べ歩く中でインスピレーションを得て生みだされたものや、実際に南インド出身の人から教わったことをベースに作っていたりするそうですが、そこに地元で採れた食材を掛け合わせ“つくばらしさ”をプラスしているのが「アヤカリ亭」流。

 

出来る限り無添加かつ地元で採れた新鮮な食材を使用し、つくば発のおいしさを皆に届けたいという来栖さん。この日は自宅の畑で採れた無農薬の鶴首カボチャとインゲン豆が使用されていました。

 

 

 

こちらが本日のカレー、「豚スネ肉のシチュー風カレー」と「さつまいも入りダルカレー」。お米は特にカレー好きの人が好むという、インドの高級長粒米「バスマティライス」にプラス100円で変更。4種類ある副菜も全てワンプレートに盛り付けられていています☆

 

まずは、これらを一口ずつ食べてみてくださいというアドバイスをもらい、豚スネ肉のカレーから頬張る特派員。

じっくり煮込まれたスネ肉が柔らかい!そして、なかなか後を引く辛さです。

その後にダルカレーをいただくと…今度はかなり甘いカレーでびっくり!

 

アチャールは塩気と酸味がありサッパリとしていて、鶴首かぼちゃは驚くほど濃厚、アヴィヤルはココナッツとヨーグルトがまるでチーズのような風味で、どれも特派員にとっては初めての味。それなのにどこか和食をいただいているような懐かしい味がするのは…つくばらしさがプラスされているからかもしれませんね^^

 

 

そして最後は、いよいよそれらを“全混ぜ”にします!

最初は抵抗がありますが、ためらわずに思い切って混ぜるのがポイント。

 

サラサラなルーにパラパラとした長粒米が良く合い、先ほどはかなり辛く感じたカレーも2種類を混ぜ合わせることでまろやかに。スパイスの風味と、副菜の歯ごたえ、食感が病みつきになるおいしさなんです。

 

ごはんの量は増減することができ、250gまでは無料でおかわりOK。また、混ぜ合わせるとルーのスープが少なくなりがちなので、スープのみ1回までおかわりできるのも人気の理由。和カフェな雰囲気ながら男性リピーターが多いのも納得です。

 

 

仕込みから皿洗いまで全てワンオペでこなしている来栖さん。その理由を尋ねると、

 

訪れたお客さん一人一人の顔を見ながら接客したいこと、きれいに食べてもらった皿を見ると励みになるので片付けまでやりたいこと、「お客様にはお待たせして申し訳ないのですが」と前置きしつつも、出来る限りこのままのスタイルでやっていきたいということでした。そして、まだ馴染みの薄いスパイスカレーの存在を広く知ってもらえるよう、お客さんにおいしい感動を伝えることができたら何より嬉しいです!とその意気込みを朗らかな笑顔で語ってくれた来栖さんでした。

 

朝晩の寒さが厳しくなってきたつくばエリア。スパイスカレーで体を温め、風邪をひかないようにしたいですね^^

 

以上、特派員TAKAKOのレポートでお伝えしました。

 

※来栖さんの来は、三本線の来

 

アヤカリ亭

営業時間:11:00-14:30(L.O.14:00) 売り切れ次第終了・テイクアウトのみ予約可能

店休日:日曜日・月曜日

駐車場:有り(店の前のほか、裏手の共用駐車場も利用可)

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