こんにちは、みっきぃです♪
今回は、世界最大と言われている“あるもの”を見につくばへ行ってきました~!
向かったのは、TXつくば駅から車で約5分の場所にある「国立科学博物館 筑波実験植物園」。
約14平方メートルある園内には、植物の多様性を知り、守り、伝えることを目的に、日本の代表的な植物をはじめ世界のいろいろな環境に生育するおよそ三千種類の植物が育てられており、それらを自由に見て回ることができます。
その形態や生態の多様性を気軽に学べるスポットでもあり、この日もつくば市内の小学生が課外授業で訪れていました。
入園料は、一般・大学生は320円。18歳未満65歳以上は無料、障害のある方および付き添いの方1名は無料で入園できます。
「つくば蘭展」「きのこ展」「夏休み植物園フェスタ」などの企画展が季節ごとに行われていますが、今回の目的はこれ!
世界一大きな「花」のひとつに数えられるショクダイオオコンニャク。
スマトラ島(インドネシア)の限られた場所に生えるサトイモ科の植物で、高さ3メートル、直径1メートルになるものもある世界最大の花として有名です。
また、独特の悪臭を放つことでも知られており、以前テレビで紹介されていた時には「食べ物が腐ったような感じ」「足の裏のにおい」と来場者の感想が放送されていました。
臭いと聞いたら、なぜだか余計に嗅いでみたくなるのが人間の性(!?)。一応マスクを用意して(笑)、展示室に向かいました。
栽培、展示されている熱帯雨林温室の温度は34度、湿度は45%程。正に、南国。カメラのレンズは一瞬にして曇ってしまい、使い物になりませんでした(TT)
私が訪れたのは、17日。既に多くの人たちが、開花を楽しみに集まっていました。
当てが外れて、私が訪れた時は開花せず。残念ながら、噂の臭いを嗅ぐことはできませんでした!その後、筑波実験植物園のブログを見てみると、翌日の18日夜に開花したみたいですね。
ショクダイオオコンニャクはめったに咲かない種で、筑波実験植物園での開花は平成24年5月、平成26年7月、平成28年8月、平成30年6月に次ぐ5度目の開花。
さらには、同じ株が連続して5回も花を咲かせることは日本初、連続開花は世界でも極めて稀な例らしく、そんなすごいものをつくば見られるとは!貴重な経験になりました。
世界最大の花をたっぷり堪能した後は、園内をぶらり。同じ熱帯雨林温室には、アジアの熱帯雨林の植物が展示されており、その姿形は実にさまざま。
同じサトイモ科の植物。大きさも葉の形状も全然違います。
仏教の三大聖木の一つで、お釈迦様がこの木の下で悟りを開いたとされるインドボダイジュ。
植物に関する専門知識がゼロの私でも、巡っているだけで十分楽しめます。
特に、個人的に好きでよく立ち寄るのは、熱帯雨林温室の隣にあるサバンナ温室。
アフリカ、アメリカ、オーストラリア、アジアなどの乾燥地に自生する代表的な植物が育てられています。
あらゆる生命にとってなくてはならない水。乾燥地や半乾燥地と呼ばれる雨の少ない場所でも生き抜くサボテンの生態とは?進化の過程や多様性を分かりやすく知ることができ、植物の力に圧倒されます。
つくばで子育てをする親御さんたちからは「息抜きによく行きます」「自由研究のネタ探しに訪れる」「子どもが植物が好きなので、より深く知るきっかけになる」なんて声を聞くことも。
入り口を入ってすぐの教育棟では、「見ごろの植物」パンフレットも配布しているので、それを見ながら散策してみるのもおすすめですよ♪
次回こそ、ショクダイオオコンニャクの臭いを嗅いでみたい!みっきぃのお出かけレポートでしたᕕ( ᐛ)ᕗ
住所:〒305-0005 茨城県つくば市天久保4-1-1
電話:029-851-5159
開園時間:9時~16時30分(入園は16時まで)
休園日:毎週土曜日(祝日・休日の場合は開園)、祝日・休日の翌日(土曜・日曜日の場合は開園)、年末年始(12月28日~1月4日)