みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。
関東鉄道常総線は守谷駅でつくばエクスプレス線(TX)に乗り換えることができ、都内への通勤通学にも便利なことから、多くの方が利用している路線です。
今回は、守谷駅の一駅隣にある関東鉄道常総線南守谷駅のすぐ目の前にある素敵なカフェをご紹介します。
場所は南守谷駅の改札を出て歩くこと1分ほど。駅のホームが間近に見える線路沿いにある「aozola cafe」。
アットホームな雰囲気で、かわいらしいイラストの看板が目印です。
2018年1月にお隣の取手市から移転してこの場所にオープンした「aozola cafe」は、東京やイタリアで修行をしてきたシェフが腕を振るいます。
カフェといっても本格的なイタリア料理を味わうことのできるこのお店。“イタリア料理”という枠にとらわれずに、気軽に訪れて味わってほしいという思いから、お子さんの名前にちなんでこの名称にしたのだとか。
材料にもこだわり、地元の農家から直接仕入れた新鮮な無農薬野菜を使っていると聞き、期待も高まります。
日中はランチ、午後はカフェタイム、そして夜にはディナータイムがあり、時間に応じてさまざまな料理を楽しむことができる同店。
この日も近所のご婦人方が話に花を咲かせ、楽しそうにランチを楽しんでいる姿がありました。
ドリンクメニューも充実しており、ワインの品ぞろえも豊富。ディナータイムには仕事帰りやお出かけ帰りにちょっと一杯…という方も多いのだそう。
女性一人でもゆったりと過ごすことができるカウンター席もありますよ。
ランチメニューは、内容に応じて4つのコースから選べます。
私はサラダ、スープ、パスタ、デザート、ドリンクがセットになった“プリモコース”をチョイス♪
ランチは、日替わりの野菜がたくさん入った“サラダメリメロ”からスタート。これは看板メニューのひとつで、“ごちゃまぜサラダ”という意味なのだとか。
この日はニンジンとレンズ豆のサラダ、地元で採れた長ネギのマリネ、サーモンマリネなど10種類もの野菜や総菜がワンプレートに美しく盛り付けられた、栄養たっぷりのサラダです。一つひとつがそれだけで十分に美味しく、それが組み合わさることで、より味わい深いものになっています。
この日のスープ“聖護院大根のポタージュ”は、甘みをほんのり感じつつ、大根独特のピリッとした味も残したスープです。
口の中いっぱいに広がるその優しい味わいに、心の中までほっこり満たされていきました。
パスタは数種類の中から自分の好きなものを選ぶことができます。私が選んだ「手切りのラグーボロネーゼスパゲッティ」は厚切り肉がごろっと入った煮込み風パスタ。ミートソースのようなひき肉ではなく、厚切り肉が入っているだけあって、食べ応えも十分です。
ボロネーゼは、イタリアのボローニャ地方伝統の料理。そこで腕を磨いたシェフの技が光ります。
そして最後は、キャラメルのジェラートが添えられたティラミス。ティラミスの程よい甘さとキャラメルのほろ苦い組み合わせが絶妙で、あっという間に完食です。
おいしさはもちろんですが、カジュアルな雰囲気の中で本格的なコース料理が味わえたことに大満足でした。
食材や日替わりの前菜などを一部テイクアウトすることも可能です。地元の採れたて野菜を使った前菜はどれもオススメです。
お店の味を家庭でも楽しめるのはうれしいサービス。これからの季節には、お花見など屋外でのお酒におつまみにもぴったりですね♪
シェフとスタッフの方の気配りがいたるところで感じられる店内には、駅前のお店らしく、南守谷駅の時刻表が掲示されているという嬉しい心遣いも。これなら電車の発車時刻まで、安心して食事ができますね。
食事をしながら関東鉄道の車両が行きかう様子が見られるので、鉄道ファンにもおすすめです。
「味に正直なお子さんにこそ“美味しい”と言ってもらいたいので、お子さん連れ大歓迎です」と話すシェフ。
「自分の子どもにも安心して食べさせられるものを」という信念でシェフが作り出す料理は、まさに絶品。地元の旬の野菜を材料に加えた料理を味わいに訪れてみてはいかがでしょうか。
以上しらゆきがお届けしました。
所在地:守谷市けやき台1-3-4
電話:0297-28-1222
営業時間:ランチ11時~14時(LO)、カフェ14時~16時(LO)、ディナー17時30分~21時(LO)
定休日:不定休
※駐車場は店前に4台、他にもあり(詳細はお問合せください)