皆さん、こんにちは!デザインはおろか画力にも全く自信のない、特派員TAKAKOです(^-^;
皆さんは“茨城発の優れたデザイン”を選定する「いばらきデザインセレクション」をご存知でしょうか。
毎年、公平な審査の上で決められ、14年目を迎えた2018年度は応募総数129件の中から39件が選出されました。
商品にカッコよさを与えるだけでなく、そのデザインに触れる人々の生活がより豊かになるような、そんなデザインが施されているモノやコトが選ばれ、選ばれたものには選定マークが付けられます。県花であるバラをモチーフにした選定マークの付いた商品を、皆さんもどこかで目にしたことがあるかもしれませんね。
そして先日、2018年度に選定されたものを展示・販売するフェアがイオンモールつくばで開催されました。
「いばらきデザインフェア in つくば」(1/12~1/14) に集められたものは、食品・食器・家具・玩具・医療機器など実に多種多様。
中には、建築物や高速バスなどもあり、会場に持って来られないものに関しては大型のデジタルパネルで紹介されていました。
つくば市研究学園の「河野正博建築設計事務所」がデザインした「土浦協同病院附属看護専門学校」は、セキュリティを確保しつつ、図書館や講堂を地域に開いて住民も施設を活用できるよ設計されてる点も高く評価され、選定。デザインの良さって何も美しさだけではないんだなあと納得の特派員です。
2018年度は、「デザインセレクション部門」と「テーマセレクション部門」の2部門において審査が行われ、知事選定6件、選定24件、奨励5件、シリーズ選定4件が選ばれました。
中でも特に高いレベルのデザインに与えられる最高賞が知事選定で、こちらの玩具「もりの大工」も知事選定に選ばれたものの一つ。
茨城県大子町の木材を活用し、「相欠き」という日本古来の大工技術を用いて木を組み合わせることにより、屋台や鳥居、水車などさまざまな日本らしいものを作ることができます。
特派員も屋台を作ってみましたが、一度コツが分かると組み合わせていく感じがとっても面白くて気持ちがいいんですよ。親子で知恵を出し合いながら作るのも良さそうですね^^
家具工房「おおば木匠」の職人、大場さんが手掛けた椅子は、2013年から今回で4度目の選定。
実際に座ってみると、木の硬いイメージが嘘のように柔らかく体にフィット。立ち上がりも楽でした。
以前しらゆきさんが紹介してくれた、つくば市竹園の「モンゴルアンテナショップ MON」で販売されている「GUAMARAL グアマラル シーベリー製品」は、品質の高さが伝わるビジュアルが評価され、デザインセレクション部門の選定に選ばれました☆
特派員は、シーベリー果汁にゆずとハチミツを加えたものを試飲しましたが、とっても飲みやすくておいしい!シーベリーを使ったローションやクリームもあり、美容や健康に関心のある女性に特に人気がありました。
また、以前私がレポートさせていただいたつくば市研究学園の「高橋つづら店」は、全国に3店舗しかないつづら店の一つ。日本の伝統的な日用品を気軽に手に取ってもらえるように工夫しているとして、テーマセレクション部門「いばらきの逸品」において、奨励とされました。
筑波山にある旅館「筑波山江戸屋」は、創業390周年を斬新な浴衣でプロモーション☆デザインセレクション部門の奨励に選ばれました。
浴衣の柄をよく見てみると…筑波山や、筑波山のシンボルであるガマガエルがいるんですね!
このように、つくばエリアに潜在しているデザイン性の高いもの、良質なものが、ここから全国へ、そして世界へと広がっていけば…☆と願う私です。
最後に、食いしん坊の特派員がウキウキで試食に向かったのは、大好きなフィナンシェ…ならぬ「駅名菓トレンシェ」。作っているのはハートケアセンターひたちなかの皆さんです♪
ひたちなか海浜鉄道の駅名標をモチーフにしているのですが、全10種類、どれも気持ちがほっこりとするような可愛らしさで、おみやげとしても喜ばれそうでした。
「いばらきデザインフェア」は今後、笠間工芸の丘(1/31まで開催中)、銀座のIBARAKI sense(2/9~2/15)でも開催されるので、皆さんもぜひ茨城が誇るデザインを見に訪れてみてくださいね。
以上、特派員TAKAKOのレポートでお送りしました。