皆さん、こんにちは!つくスタ特派員のTAKAKOです。
普段、何気なく目にしているTXつくば駅周辺の風景。
実は、このつくばセンター地区には、世界的に有名な建築家が設計した建物が数多くあることをご存知ですか?
現在開催中の「建築&イベントラリー」は、つくばセンター地区の建築物をめぐるクイズ&スタンプラリー(10/1~11/17開催)。
案内スポットとなっている、BiViつくばの交流サロンやヨークベニマルつくば竹園店などで台紙をもらい、指定の建築物を見学してクイズに答えたり、期間中に開催されているイベントに参加することによってポイントを集めると、最終日11/17に行われる抽選会に参加することができるんです。集めたポイントに応じて抽選回数が決まり、公演チケットや食事券などが当たるんですよ(^^)v
その抽選会が行われる「つくばセンター広場」。
つくばの玄関口であり、市内で開催されるさまざまなイベントやフェスの拠点ともなっているのでつくば市民なら一度は行ったことのある場所ですよね。
また、小さなお子さんがいるご家庭なら戦隊モノのロケ地として親しまれているかもしれません(^_-)
この広場と、隣接するつくばセンタービルを設計したのが、今年建築のノーベル賞と称されるプリツカー賞を受賞した磯崎新氏。建築界では知らない人はいないという程有名な方なんです。
ミケランジェロが作ったローマのカンピドーリオ広場のデザインを模したというセンター広場は、上から見ると星のデザインが分かります。
広場の外壁には筑波山周辺の真壁石や稲田石がふんだんに使われ、自然豊かなつくばを感じさせる一方、センタービルに施された幾何学的なデザインは科学の街つくばをイメージさせてくれます。普段何気なく通っているところですが、実は貴重な建築物であったことを知った特派員。解説のパネルを読んでクイズを解くことで意外な事実を発見することができました。
次に訪れたのは、 スポーツをはじめ多目的な催し物に利用されている「つくばカピオ」。
2700人を収容できるアリーナとホール、市民が安価で借りることができる小さな会場、そして文化活動のための会議室などがあるこの施設は、実は「ニューヨーク近代美術館(MoMA)」新館の設計をはじめとして“世界で最も美しい美術館をつくる”と言われている谷口吉生氏が設計したものなんです。
印象的なのはその軒の深さ。
深い軒は、訪れた人を風雨から守ると同時に、古き良き日本家屋の温かいイメージをも彷彿とさせますよね。
ホールは、劇場の専門家のアドバイスを受けてバルコニー席が設けられていたり、ホワイエには演劇の幕間を過ごすためのバーカウンターなどもあって本格的な公演に適したものとなっているんですよ。
特派員が一番驚いたのは、こちらの「つくば南3駐車場」。
駐車場なのにかっこいい建物だなあ…と以前から思っていましたが、なんとこちらの建物は2013年にプリツカー賞を受賞した建築家、伊東豊雄氏の設計によるものなのです。
「まちの賑わいを分断しないように」という発注に対して、伊東氏は、1~2階を店舗や開放空間にし、3階以上にまとめた駐車場は車路を外側に付けることによって必要台数のスペースを確保。駐車フロアはランダムなルーバーで囲って車を目立たないようにし、景観に馴染む工夫がされているんです。
このようにつくばセンター地区の建築物をめぐり、そこにまつわるクイズを解くことでポイントがもらえる「建築&イベントラリー」。
タイトルにもあるように、建築物をめぐるだけでなく、期間中、市内で開催されている指定のイベント会場に赴きスタンプを押すことでもポイントがもらえます☆
この日は、BiViつくば入口横で「つくばdeウクレレ」が、また筑波学院大学では「第29回KVA祭」が開催されていて、各会場で催し物を楽しみながらスタンプを押すことができました。
11/9~11/10には「つくばコーヒーフェスティバル2019」、11/17には「ランタンアートワークショップ」など毎年多くの人で賑わう人気イベントも対象となっているので、皆さんもぜひ参加して豪華商品をゲットしてくださいね!
以上、特派員TAKAKOのレポートでお伝えしました♪