そこに暮らす家族ならではのライフスタイルを想像させる、こだわりの家々が建ち並ぶ田園都市・島名エリア。最寄り駅のTX万博記念公園駅から都内まで最短35分という好アクセスながらも、自然豊かなのんびりとした暮らしが叶うことから子育て世代の移住が増えている地域です。
遊び盛りの子どもたちがのびのび育つ住環境、安心して暮らし続けられる住まいを求めてこの地に移り住んだご家族にその暮らしぶりを伺いました。
3年前、つくば市島名にマイホームを建てたOさんファミリーは、幼稚園と小学生、中学生3人のお子さんがいる5人家族。
旦那さんの転勤を機に東京のマンションで暮らしていましたが、他の住人に気兼ねすることなく子どもたちが思いっきり遊べるようにと一軒家を探すことに。また、当時住んでいた場所は近くの川から自宅までが海抜0mだったこともあり、災害に備えて安心して住み続けられる環境も考慮し土地探しをスタート。
「東京、神奈川、千葉、茨城といろんな地域の新興住宅地に足を運びました。通勤手段として電車は必須だったので、つくばエリアは他と比べて駅近の開発地が多かったのが魅力でした。そして、行政が計画的に街づくりを進めていて街並みもきれい。今後の発展に対する安心感がつくばに決める後押しとなりました」と旦那さん。
ご自宅から万博記念公園駅までは車で5分、歩いても約15分と通勤にも困らない立地。
帰りの電車では、つくばエリアが近づくにつれてドアから吹き込む風が澄んでいくようと話し、「家に帰ってきたんだなと気持ちもほぐれていきます。TXはきれいで速いし、快適。あとは終電がもう少し遅くなればもう一杯飲めるのにな~」と、今後に期待を寄せます。
ご自宅からは、ドラッグストアやクリーニングが一緒になった複合型スーパーまでは車ですぐ。映画館や書店、衣類店がそろう大型ショッピングセンター「iias(イーアス)つくば」までは10分と家族のお出かけ先にも困りません。
また、筑波大学出身でつくばに住んでいたことのある奥さん。
「この街の人たちは温かい人が多い。学生時代には、近所の農家さんが採れたてのブルーベリーをくれたり、分けてもらった白菜で友だちとよく鍋をしていました。私、お腹空いてそうだったんですかね(笑)」。温かい記憶と共に思い返されるのは、この街で感じた心地良さ。
時を経て、再びつくばに住むことになった今もゆるやかなご近所づきあいは変わらぬまま―。
「いってらっしゃい」と、通学中の子どもたちを見送る地元の人。挨拶をきっかけに交流が生まれ、“つくばのおじいちゃん家”と慕い遊びに訪れたことや野菜をおすそ分けしてもらうことも。地域に溶け込みやすい空気が流れているのも移住先として人気の高いつくばの魅力なのかもしれませんね。
お子さんの成長と共に生活リズムも変化し、家族そろってのお出かけは年に数回。だれど、たっぷりの日差しが射し込むリビングダイニングは、気づけばみんなが集まる憩いの場。
相撲をとったりゲームをしたり。お母さんの作ったおやつをぺろりとたいらげたら、外に飛び出し元気いっぱいに遊ぶ男子チーム。
そんな弟たちの賑やかな様子を警戒しながらも、お姉ちゃんの勉強場所は決まってダイニングテーブルの端っこ。「自分の部屋もあるけど、なぜだかここが一番落ち着くんです」と居心地の良さを語ってくれました。
また、休みの日はそれぞれランニング、ボルダリングに汗を流すというOさんご夫婦。毎回20キロ近く走り込むという旦那さんの立ち寄りコースは、科学万博記念公園。1.3キロほどの外周はこれからの季節、鮮やかなイチョウ並木に彩られます。
そして、田園都市と称される街での楽しみは、運動だけではありません。外に出て、開放的な空気の中で食べる青空ご飯も楽しみの一つ。
「天気が良い休みの日には、庭でバーベキューにしちゃいます。食材を切って焼くだけでおいしいご飯が食べられるし、子どもも喜ぶ。実は、手抜きしたいときにこそおすすめです」
市内の「ごきげん畑」を借りて野菜を育てるOさん。採れたて野菜やお肉が焼けるおいしい匂いに誘われ、近所のご家族が合流することも。おいしい笑顔は、みんなの距離を近づけているようでした。
家族の時間も自分の時間も、それぞれが心地よい暮らしを送るOさんファミリー。気張らず、穏やかなつくば時間が流れるその暮らしぶりに理想の暮らしを重ねるみっきぃなのでした♪
5年後の2023年度には、仮称香取台小学校の新設が決まっている島名地区。今後ますます子育て世代注目の街になっていきそうですね。以上、みっきぃがお届けしましたᕕ( ᐛ)ᕗ