明けましておめでとうございます!つくスタ特派員のTAKAKOです^^
のんびりとした時が過ぎ…気が付けばまた仕事に家事に大わらわ!となっている方も多いのではないでしょうか?
何を隠そう、私もその一人です(^_^;)
そんなときには、すがすがしい新春の空の下、お散歩に出て気分転換してみるのもいいですよね!
今日は特派員おすすめ☆歴史ロマンあふれるウォーキングスポットをご紹介したいと思います♪
向かった先はつくばの中心地から車で約20分、「宝篋(ほうきょう)山」のお膝元、小田地区です。
つくばといえば筑波山が有名ですが、近年ではこの宝篋山の人気も高く、毎年県内外から多くの方が登山に訪れています。
その宝篋山の麓にあるのが、歴史あふれる街、小田地区。
ここには、鎌倉時代から戦国時代にかけて常陸国(現在の茨城県の大部分)南部を治めた小田氏の居城「小田城」がありました。
このような道しるべで示されているのが「小田城跡フットパス」と呼ばれるウォーキングコース☆
「筑波山麓小田駐車場」から「小田城跡歴史ひろば」を通り、宝篋山の登山口である「宝篋山小田休憩所」まで続くコースです。
行く先々で案内板があるので迷わずに歩くことができますね(^_-)
小田駐車場に車を停めて歩くこと約600m。サイクリングロードとして人気のある「つくばりんりんロード」沿いには小田氏15代の歴史が分かる「小田城跡歴史ひろば案内所」が、そしてその先に「遺構復元広場(小田城跡)」があります。
史跡の範囲だけでも、南北におよそ550m、東西に450mあり、立ってみるとその広さに圧倒されます。
一般的に「〇〇城」と聞くと荘厳な天守閣を想像する方も多いと思いますが、この時代の館は平城(ひらじろ)だったそう。
敵の侵入を防ぐために作られた掘、土塁の上を歩いていると、戦に備えて守りを固めた小田の館の在りし日の姿に思いを馳せることができます。
「小田城跡歴史ひろば」は公園としても地域の人に愛され、休憩所となっている四阿(あずまや)からは宝篋山の素晴らしい眺望が^^
来たる1月14日には「小田城冬の陣」と呼ばれるイベントが開催され、盛大な「どんど焼き」も行われるそうですよ。
小田城を後にして駐車場まで戻ってくると…なんだかお腹のすいてきた特派員(´艸`)
どこかに食べるところはないかしら?と辺りを見ると、「ギャラリー梟(ふくろう)」と書かれた看板が。
お屋敷!と呼ぶにふさわしい素晴らしい門構えに可愛らしい文字で「ふくろう」と書かれてあるのが、気になりますよね!
実はここ、ギャラリー兼“カフェ”なんだそうです。いったいどんなお店なんだろう!と期待に胸が膨らみます。
江戸時代末期に作られたという蔵を改修して、個展も開催できるようにしたこの「ギャラリーカフェ梟」。
オーナーの飯塚さんの案内で2階へ上がると、そこには落ち着いた雰囲気のとってもおしゃれなカフェスペースがありました。
立派な梁は当時のまま。本棚には漱石全集が並べられ、クラシック音楽が流れるレトロで素敵な空間です。
飯塚さんがお一人で切り盛りしているため、メニューは決して多くはありませんが、注文したおしるこは甘すぎずにサラッとしていていくらでも食べられそう!焼いたお餅も絶品で、箸休めの塩昆布がなお一層おしるこのおいしさを引き出してくれるんですよ( *´艸`)
急須からお茶を淹れつつ、蔵の窓から外の景色を眺めていると…なんだかここだけ時が止まっているような気がしてきました。
一人でゆっくり来たくなる、そんな静かな大人カフェです。
皆さんも、小田の歴史に思いを馳せながら、こんな素敵なカフェで散策を締めくくってみてはいかがですか?
以上、特派員TAKAKOのレポートでお伝えしました。
【ギャラリーカフェ梟】
TEL:029-867-3287
OPEN:10:00-16:30
定休日:月曜・金曜(祝日は営業、翌日お休み)