1. HOME
  2. 子どもを育む街! つくばスタイルBlog
  3. グルメ・ショッピング
  4. 宝篋山の麓、小田の街に誕生「小さな街の駅 TAMARIBAR」
つくばスタイルBlog

宝篋山の麓、小田の街に誕生「小さな街の駅 TAMARIBAR」

つくばスタイル特派員 TAKAKO Blog 
2020年02月25日

皆さん、こんにちは!TAKAKOです。

 

つくば市にある山といえばまっさきに思い浮かぶのが筑波山ですが、実はその南隣に知る人ぞ知る登山スポット「宝篋山(ほうきょうさん)」があるのをご存知でしょうか。

 

標高877mの筑波山に対し、宝篋山は461m。筑波山に比べ標高は低いものの、霞ヶ浦や鹿島灘、関東平野を一望できるとあって今では年間10万人もの登山客が訪れるようになりました。

 

 

今回特派員が訪れたのはそんな宝篋山の麓の街、小田に誕生した「小さな街の駅 TAMARIBAR」。

 

TAMARIBARって、お酒のBAR? いいえ、ゆっくり発音すると…タマリバー。

そう、 たまり場、 という意味なんですね!

 

NPO法人「TSUKKURA(ツックラ)」が、長く地域を支えてきた磯山商店を和の趣きが漂うレトロでおしゃれな空間にリノベーション。街の人やここを訪れた観光客が気軽に立ち寄ることのできる場所として、昨年12月にオープンしました。

 

ブラックボードにチョークで描かれた「甘酒、COFFEE」の看板は流行りの和カフェのよう…♪ いったいどんなところなのかワクワクしてきました。

 

 

ガラス戸を開けると、迎えてくれたのはおじちゃん、おばちゃんたちの「こんにちは!いらっしゃい」の声。

 

おじちゃん、おばちゃんと言っても、特派員ももうすぐ高校生になる子どもがいるおばちゃんなのですが(^_^;) でもこのときに感じたのは、自分が小学生のときに「おかえり」と声を掛けてくれた、あの近所のおじちゃん、おばちゃんたちのあったかい雰囲気そのもの。

 

いったいどの方がスタッフで、どの方がお客さんなのか一見すると分からないくらい、楽しげで和やかな雰囲気の「TAMARIBAR」。

 

見上げると、壁に掲げられていたのは「タマリバ食堂」の文字。

ここは街のステーションであると同時に、誰でも利用することのできる食堂でもあるんですね!

 

 

宝篋山に登ってきたばかりだというこちらのお二人は、市内に住むTさんご夫妻。

お二人ともマラソンをしているので、その体作りのためによく宝篋山に登っているとのこと。ご夫婦で共通の趣味があるなんて素敵ですよね(#^^#)

 

「TAMARIBAR」には今回初めて訪れたとのこと。駐車場を探しているときに目に入った「甘酒」の看板に、入ってみようかということになったそうです。

 

お二人が注文したのは「TAMARIBAR」の名物だという「たまごかけご飯」。

ワンコインで、たまごかけご飯に具沢山のお味噌汁、おかわり自由のお惣菜が数種類付くという何とも太っ腹な看板メニューなんです☆

 

 

この日並べられていたのは、肉団子や、地元のれんこんやさつまいも、大根などを使ったメニュー♪

 

地場産の旬のものを使って作る日替わりのお料理はどれもおいしそう!中でもびっくりしたのは、宝篋山でとれたイノシシ肉の煮物があったことです(・o・)

 

 

お惣菜同様おかわり自由のご飯は、地元小田で作られた小田米。そして、そこにのせられたのは地元みたらい農園で採れた平飼いのたまごです。味が濃く、ご飯にとってもよく絡むんですよ!

 

そして気になるイノシシ肉の味は…驚いたことに全くくさみがなくてとってもおいしい!シーチキンに似た味わいで脂っぽさがなく、ヘルシーなんです。食いしん坊特派員はおかわりまでしっかり堪能しました♪

 

 

「たまごかけご飯」の他にも、タマリバブレンドコーヒーや、麹と餅米だけで作られた甘酒、宝篋山にちなんだ和菓子などでお茶の時間を楽しむこともできます。

甘いものを食べて登山の疲れを癒やして帰るというお客さんも多いそうですよ。

 

 

 

「TAMARIBAR」には食堂だけでなく、「ジャムファクトリー」のジャムやスコーン、オリジナルの和菓子、地場産の野菜や小田米を直売するコーナーも。

 

登山で急な怪我をしたときにも役立つ宝篋山の手ぬぐいや、オリジナルのポストカード、ネジをひねると鳥の声がするバードコールなどなかなか手に入らない宝篋山グッズをお土産にするのもおすすめです☆

 

 

「TAMARIBAR」を手掛けた、NPO法人「TSUKKURA」代表の大類裕幸さん(左端)。

 

お年寄りから子どもまで皆が集まれるコミュニケーションの場を作りたい。

そして登山客やサイクリスト、小田城を訪れた人たちに休憩できる場を提供したい。そんな思いで大類さんはこの「TAMARIBAR」を作りました。

 

昭和生まれの特派員が放課後に小銭を持って買い物に行った、懐かしい商店のようなあたたかい雰囲気がある「TAMARIBAR」。

 

長く地域を支え、ここで子どもたちを育んできたあたたかい大人たちの存在が今もある小田の街だからこそ、生みだすことのできた空間かもしれません。

皆さんもぜひ、こんな素敵なタマリバに散歩がてら訪れてみてくださいね!

 

以上、特派員TAKAKOのレポートでお伝えしました。

 

【TAMARIBAR】

つくば市小田3094-2(旧磯山商店)

営業時間:土・日・祝 9:00-15:00頃

TEL:090-6120-7231

駐車場:近く(約100m)の市営駐車場をご利用ください。

※臨時休業あり 詳しくはfacebookをご覧ください。

この記事に関するご感想をお気軽にtwitterまでお寄せください。

アクセスMAP

地図を表示する
新つくば
テレワーク移住で選ぶつくばエリアの魅力
つくばエリア見学モデルコース
つくばスタイルインタビュー
つくばスタイルモデルファミリー~研究学園葛城
つくばスタイルモデルファミリー~島名
つくばスタイルモデルファミリー~みらい平
【座談会】つくばはこんな街~パパ編
【座談会】つくばはこんな街~ママ編

最新記事

カテゴリー

メンバーBlog

過去ブロガーはこちら

バックナンバー

【以前の記事はこちら】
RSS