みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。
ここ最近、夕方5時過ぎにはすっかり暗くなり、日が落ちるのが早いと実感します。
寒い夜でも楽める屋外イベントがつくば市で開催され、家族みんなで防寒対策をして遊びに行ってきました。
つくばエクスプレス(TX)つくば駅周辺の遊歩道にて開催された「ランタンアート」。
いつもは通勤や買い物客で賑わう駅前の広場や歩行者用通路が幻想的なランタンで彩られるこのイベント。
今年で9回目を迎えたのだそう。
会場となったつくば駅周辺には、点火を待つランタンがずらり。その数、約7千個!
辺りが暗くなってきた午後5時ごろから点灯スタート。ひとつひとつライターを使って点火していきます。
「火をつけてみる?」とスタッフの方から声をかけていただき、子どもたちと一緒にランタンへ点火。
「ついた!」「きれいだね」自分たちの手で火を灯せたこともあって、子どもたちはうれしそう。
ランタンに火がともると、温かみのあるやさしい灯りが辺りを包みます。
会場の一角にある商業施設BiViの2階ではランタン工作コーナーが設けられ、順番を待つ長い列が出来ていました。
ここでは、自分で障子紙に描いた絵をランタンに巻いて、点灯することができます。
思い思いに絵を描く子どもたち。クリスマスにちなんで、雪だるまやサンタクロース、クリスマスツリーの絵を描いている子も。
下書きなしで、いきなり油性ペンで描き始める子どもたちの画力は素晴らしい♪
描き終わったら、あらかじめ用意されていたランタンにかぶせて、点火します。
ランタンの中は、上部が切ってあるペットボトルの中にろうそくがセットされ、倒れたり、燃え移ったりしにくい工夫がされています。
自分の描いた絵のランタンと一緒に記念撮影をしている家族連れの姿も見られました。
つくば市内の小中学生が絵を描いたり、色画用紙を切り抜いたりして作成したランタンが学校ごとに並べられています。
センター広場の石段の段差を利用して並べられたランタンは、まさにアート!これだけの数が並ぶと圧巻の一言です。
この幻想的な雰囲気を写真に収めようと、多くの来場者がスマートフォンやカメラを向けていました。
今回は初めての試みで、会場中央にあるセンター広場のホテル壁面に映像を映し出すプロジェクションマッピングが行われました。
雪が舞いだしたような映像が広場全体に映し出されると、本物かと思うような臨場感です。
迫力ある映像とサウンドに、たくさんの方が足を止めて見入っていました。
周辺の商業施設でもイルミネーションを楽しめますよ。
つくば駅に隣接する「つくばクレオスクエア」のクリスマス仕様のイルミネーションは、あたりを華やかに彩ります。
道行く人も足を止め、思わず見入ってしまう色とりどりの明かり。クリスマス気分をぐっと高めてくれます。
周辺の立体駐車場にもイルミネーションがお目見え。冬の澄んだ夜空を照らします。
これは、筑波山ですね。筑波山神社とロープウェイもありますよ♪
電灯に慣れている私たちにとって、ランタンのやさしい灯りは幻想的でロマンチック。
癒やし効果抜群で、あわただしい師走の夜にホッと一息つける、素敵な時間を過ごせました。
ろうそくが燃える尽きるまで、ゆったりと楽しむ。こんなスローなひとときがあるのもいいですね。
今年も残すところわずかとなりました。みなさん、よい年をお迎えください。
以上、しらゆきがお届けしました。