皆さん、こんにちは!TAKAKOです。
木の葉が色づき、すっかり秋らしくなってきたつくばエリア。
ときには日々の忙しさを忘れて…深まりゆく秋を味わいに出掛けてみたくなりますよね!
つくばエリアに住まう魅力の一つ、それはちょっと足を延ばせば旅気分に浸れるところだと思います(^_-)
訪れたのは、10月28日~11月5日まで開催された「筑波山麓秋祭り」。
筑波山のお膝元である5つの地区(筑波・田井の里・北条・平沢・小田)を巡りながら、自然はもとより、つくばのおいしいもの、音楽、アートといったさまざまなジャンルの文化に触れることができるお祭りなんです。
ほっこりとしたイラストが魅力的なパンフレット。中を開けると、全地区を巡りたくなるようなかわいい地図が!(*’▽’)
期間中、地図上にある各ポイントで「ひとことメッセージ」を書いて備え付けの箱に入れると、ポストカードやつくばの名産品、手作りグッズなどがもらえるという嬉しいおみやげもあるんです。
キックオフイベントが開催された「平沢官衙遺跡」では、来場者に「平沢の古代米」が配られ、スタッフの方々が炊き方のコツを伝授。
特派員も帰宅してから炊いてみましたが、ほんのり赤いお赤飯のようなおめでたい色をしたご飯が炊きあがり、家族みんなで美味しくいただきました。
また、広場では特設ステージが設けられ音楽イベントが開催されていたり、「筑波山地域ジオパーク」を紹介するブースでは筑波山を形成している斑れい岩や花崗岩などに実際に触れてみることもできたりと、雄大な自然に包まれながら楽しい時を過ごすことができました。
平沢地区を後にして特派員が向かったのは、北条地区。
無料休憩所にもなっている「北条ふれあい館」は大正時代に建てられた呉服店で、味わい深く懐かしさあふれる建物です。
店先に設置された台で「ひとことメッセージ」を書くと袋に入ったポプリをいただけたのですが、なんとその袋が全て手編みだというので驚き!「お茶でも飲んで、休んでいってね」という優しい言葉にふらりと中へ入れば、まるでよく知った近所のおばあちゃんの家に遊びに来たような気分に^^
特派員に器用にお手玉を披露してくれたのは、そのポプリ袋を作った自称 “北条のおせっかいバアバ” (笑)の武守さん。
お手玉の中身は小豆ではなく、特派員も小さい頃によく道端で取って遊んだ「ジュズ玉」でした!
「また遊びに来ます」
お別れにもそんな言葉が似合う、人も街もあったかい北条です^^
ぽつぽつと雨が降り始めた頃、到着したのは、田井の里(神郡)にある「石倉RIZ」。
ここで、10月1日~11月12日の土日に期間限定でオープンしているオープンカフェが「KURA COFFEE TSUKUBA」。
古い家並みが残るこの神郡地区で、元々は米の保存倉庫として使われてきたこの石倉。
2015年に、そのオープンスペースにカフェを期間限定でオープンして以来、今年で3年目になるそうです。
そんな趣き深い石の倉でいただくあったかいスコーンとコーヒーの味は絶品。
そして、なんと言っても素晴らしいのが、ここから見える筑波山の絶景なのです…!
目の前に広がる雄大な筑波山。
雨に煙る里山の風景に肩の力がすーっと抜けていくような感じがして、いつの間にか旅行に訪れた気分になっている自分が不思議でした。
そして、ここから「つくば道」を登り、「旧筑波山郵便局」へ向かう特派員。
こうして秋の小旅行はもう少し続きます^^(次回へ続く)
【KURA COFFEE TSUKUBA】
つくば市神郡111番地 石倉RIZ
OPEN: 10/1-11/12の土日と11/3
土・祝 11:00-16:00
日 10:00-15:00
※駐車場は、店舗の30mほど先にある市営駐車場を利用