子どもたちの元気な笑い声があちこちから聞こえてくる街、つくばみらい市。
つくばエクスプレス開通に伴う宅地開発が進み、スーパーなどの商業施設や市民の健康をサポートする医療機関も充実。子育て世代の移住も増え、平成30年度開校予定の(仮称)富士見ケ丘小学校の完成が待ち望まれています。また、駅から車を走らせると見えてくるのどかな田園風景は、便利でありながらものんびりとした街の雰囲気へとつながっているのかもしれません。
仕事の都合で全国を転々とした後、この地へ移り住んだHさんご家族。自然に寄り添った暮らしを家族で愉しむ。自分たちらしさを大切にしたみらい平での暮らしぶりを伺ってみました♪
この街へ越してきたのは、8年前。新たな住まいの場所を探す上でこだわったのは、ご主人の通勤時間。勤務先である東京・神楽坂まで1.5時間以内で通えて、尚且つ広々と暮らせる環境であることを条件で候補に挙がったのがTX沿線地域でした。
「自然が豊かでのんびりとした雰囲気の街。だけど生活には困らない住環境も整備されていて、ふたりともほとんど直感的にここにしようと決めました」とご主人。家同士の間隔も広く、家族でゆったりとした生活を送れそうな点も魅力的だったといいます。
いずれはマイホームを、と将来を見据えてスタートしたみらい平での生活。子ども連れで電車に乗っていると、声をかけてくれる人たちの優しさにほっと心が和むことも。同じ幼稚園に子どもが通う母親同士の間では、誰かが困っていれば自然とフォローし合う関係が生まれていました。
「とにかく、人が優しい。自分より若い子から、おじいちゃんおばあちゃん世代の人まで、みんな親切なんですよ」と柔らかな笑顔で話してくれた奥様。この街での暮らしをきっかけに出会ってきた人たちの存在の温かさが、初めて足を踏み入れたその日に感じた“暮らしやすそうな街”という印象を確信へと変えていきました。
暮らし始めてから数年後、ご自宅を構えたのは駅から自転車で10分ほどの場所。「フランスの最も美しい村」とも称されるプロヴァンス地方にあるゴルド地区にインスピレーションを得たというお洒落な建物はひときわ目を引き、「お店ですか?」と声をかけられることもしばしば。シャビーシックで落ち着いたトーンの内装、それらはすべて奥様自ら施したもの。
色とりどりの植物が美しい庭は、越してきた当初は雑草に悩まされ大変だったことも。そんな時に声をかけてくれたのが、つくば市のKaron art garden(カロンアールガーデン)。謙虚で親切な人柄に信頼関係も生まれ、地元の人にお願いして本当によかったと奥様。プロヴァンスを思わせる庭には、100を優に超える種類の植物や作物が今日も豊かに実っています。
家族で過ごす憩いの場となっている庭は、旬の野菜を収穫したり、砂遊びをしたりと、お子さんたちにとっても大のお気に入り。
さらには、道路を挟んで既存の自然を活かした緑あふれる広大な公園へとつながっています。天気のいい日には外に出したテーブルで家族そろってご飯を食べたりお茶をしたり…「家から見える、この開放的な眺めが一番好きです」と話すご主人の様子からは、充実した家族との暮らしぶりが伝わってきました。
“この街に住んでいて良かった”
ここで生まれ、成長していく子どもたちが、故郷を誇れるようなお祭りが始まったらと期待を寄せるおふたり。全国的にもその成長力が評価されるこの街で、そんな新しい伝統の芽が生まれたら素敵ですよね♪
鳥のさえずりで目が覚める朝。散歩をすれば遠くにそびえ立つ富士山の姿に清々しさを覚え、17時を知らせるチャイムと共に沈みはじめる太陽が街を幻想的に包み込んでいく―。
自然に寄り添い、安らぎと温もりあるライフスタイルを実現したHさんご夫婦には、家を建てる前から描いているもう一つの夢があります。それは自宅を使ってカフェを開くというもの。のんびりと、自分たちらしく。そこから見える景色のように、ゆったりとした時間が流れるこの場所で、家族の夢も大きく豊かに膨らんでいきます。
その第一歩として、奥様とみらい平に住むご友人たち9人の作家によるマルシェ「Marche de prisme.」が実施される予定♪素敵なご家族との出会いに心躍るみっきぃがお届けしましたᕕ( ᐛ)ᕗ
日時:5月28日(日)10時~16時 ※雨天時、6月4日へ延期
※詳細はホームページでご確認ください