「がんばれ~!」
こだわりを感じる家々が建ち並び、きれいな街並みが形成されているつくばみらい市。晴れやかな冬のある日、街には温かな声援が響き渡りました。
2016年に市制施行10周年を迎えた同市は、つくばエクスプレスの開通に伴う街の整備が進み、最寄り駅のみらい平駅周りを中心に子育て世代の移住が増えている街。
2017年1月22日には、施行10周年記念事業の一環として「みらいマラソン」が初開催され、市内に住む親子はもちろん、県外からの参加者も含め1,300人近いランナーたちが最短2kmから最長10kmまでの4コースに分かれて颯爽に市内を駆け抜けました。
スタート地点となったのは、大会翌日に開通した東楢戸台(ひがしならどだい)線。市内とつくばエリアを結ぶ新しい道路の完成を心待ちにしていた市民も多く、応援のため訪れていた人たちは、「新しい道路は見晴らしも良く気持ちいい。近隣地域へ出かけやすくなるのも嬉しい」と話していました。
コースの途中には、通常だと給水ポイントが設置されているもの。だけど、この大会ではなんと!「給トマトポイント」が準備されていました^^
豊かな自然に恵まれ、お米や巨峰など農作物の栽培が盛んなつくばみらい市の特産品の一つに挙げられるのがトマト!
はちきれんばかりに膨らんだ真っ赤なフルーツトマトを頬張ったランナーたちは、そのみずみずしさに驚きながら「甘~い」と地元産のトマトを美味しそうに味わっていました。
その美味しそうな食べっぷりに、マラソンを見に来た人たちも「え、トマトがそんなに美味しいの!?」「いっこ食べてみてもいいですか?」と、興味をそそられている様子でした♪
また、大会を賑やかに盛り上げていたのが、「仮装の部」にエントリーしたランナーたち。
人気のあのキャラから
「更なる軽量化を求め、研究を重ね続けています」という仮装のプロまでさまざま。
こういったマラソン大会で、正式に「仮装の部」が設けられることはあまり多くないそう。いろんなキャラクターに扮したランナーたちは、子どもたちとハイタッチをしたり記念撮影に応じたりと、大会を盛り上げるのに一役買っていました^^
タイムを競うだけではなく、運動することの楽しさ、市の魅力を身をもって体感するきっかけになってほしいという想いから多様なアイデアが盛り込まれた本大会。途中、苦しさで顔を歪めたランナーたちもトマトや仮装、フォトスポットなどのアイデアに笑みがこぼれるシーンも。
そして、参加者たちの大きな励みになっていたのが沿道から聞こえてくる声援の数々。
学校の友だちや先生が走るからと応援に来ていた、市内在住の姉妹。お母さんと一緒に応援旗を手作りしたそう♪
「頑張れー!」
「あとちょっと!ラスト踏ん張れ!」
市内を走るコースの至る所で飛び交う、温かい声援。それに応えるように力強く駆け抜け、次第に小さくなっていくランナーたちの後ろ姿。その光景に思わず涙腺が、、、(T△T)
目標に向かって頑張る人がいて、その姿を応援する人がいる。
年齢や性別、知り合いの垣根を取っ払って、「みらいマラソン」を通じて繋がっていく人たちのエネルギーで、街がだんだんと一体となっていくようでした。
そして、ゴールが設けられた「みらいの森公園」には、達成感と心地よい疲労感から園内に広がる芝生に身を解放する人たちの姿が。
参加者たちには、温かい豚汁も振る舞われていました♪
ゴールという目標を成し遂げた者にしか味わえない美味しさがそこにはあったはずo(>▽<)o それはそれは美味しそうに丼をかかえる人たちで溢れていました♪
私もマラソンチャレンジしてみようかな(・O・)参加者たちの楽しそうな姿に感化され、新しい未来への可能性を垣間見たみっきぃなのでしたᕕ( ᐛ)ᕗ