こんにちは。炊飯器から立ち上る水蒸気で、お肌の潤いを死守しているみっきぃです♪
前回に引き続き、「つくばメディアアートフェスティバル2016」の様子を紹介したいと思います♪
「子どもと楽しめる!つくばメディアアートフェスティバル2016」で紹介したのは、年齢を問わず幅広い世代が直感的に楽しめる作品。
出展していた14組のアーティストによる作品の中には、今までの固定概念や経験則を覆すような発想を提示してくれたものもありました。
白い壁に映し出された、かわいいような、怪しいような宇宙人。そこに向かって置かれているのは「時をかける自転車」。
サドルをまたぎ、ペダルを漕ぎ出すと映像がゆっくりと変化し、世界の始まりへと乗る人を連れて行ってくれます。これぞタイムマシン!つくばメディアアートフェスティバルの特別バージョンとして、1985年のつくば科学万博、2005年のつくばエクスプレス開通当時にも誘ってくれました。
乗る、動かすという体験と映像がリンクすることで、タイムスリップしている感覚をよりリアルに体感することができました。
こちらは、壁に飾られた水引アート。
ではなく、電車好きのお子さんがいるご家庭にはきっと置いてあるであろう、アレを組み合わせたもの。
そう、プラレール!
直線レースと曲線レースを組み合わせるだけで、こんなにもきれいで対照的な幾何学模様を作ることができます。
数学的発想から生まれた作品みたいですが、アート作品としてインテリアにもなり得る♪世のお母様方!お子さんが成長して、箱の中で眠っているプラレールが蘇るときですよ(^O^)/
ゼロから何かを創り出すことだけがアートではなく、モノの見方を変えてみる。すると、思いもよらないアイデアが生まれるかも。着眼点の面白さに刺激をもらえます。
そして、観る人によっていろんな捉え方ができる作品を最後に。
パーツとチェーンで組立てられ、ハートの形、LOVEという文字を形作り動きつづける「ハートマシーン」。
機械などを動かすために用いられるそれらは、この作品では何もしません。
ただ、ずっと、動いているだけ。
ある役割や目的を持って作り出された部品から、本来の目的自体を奪うことによって、それはただの「物」へと形を変えてしまうけれど、新たな目的を与えられることで生まれ変わる。
そんな可能性を感じましたが、皆さんはどんな捉え方をしたのでしょう?鑑賞者の感想を張り出してみたら、また新たな見方が生まれて面白いな~と個人的には思いました^^
残念ながら、作者の方と話すことができなかったのでどんなことを意図して生み出された作品なのかを知ることはできませんでしたが、観る人によっていろんな意見が飛び出しそう。
答えが決まっているのではなく、いろんな感じ方やきっかけがそこにあるから、アートって楽しい♪そして、テクノロジーには疎い私ですが、作品を通じてその世界にも俄然興味がわきました!
興味・関心のきっかけが散りばめられた「つくばメディアアートフェスティバル」。来年も楽しみっᕕ( ᐛ)ᕗ