こんにちは、みっきぃです♪
絵本を身近に感じ、その楽しみがも~っと広がる絵本屋さんが10月、つくばにオープンしました♪
気軽に行ける距離に、絵本専門店ができたら良いなと願っていた私。ワクワクしながらやってきたのは、TXつくば駅から歩いて10~15分の場所にあるつくば市竹園。
「えほんや なずな」と書かれたガラス戸を開けると、そこには新刊の絵本、読み繋いで欲しいと持ち寄られた中古本や雑貨などが並んでいます。取り扱う本は、店主をはじめとする絵本講師の資格を持つ人や、子育て経験者、絵本好きのスタッフなどが読んで欲しいとおすすめするものばかり。
お母さんの気持ちをフォローする言葉に思わずウルッとしてしまうものから、インパクトあるコピーまで、おすすめ本に添えられた手描きのポップからも選んだ人たちの想いを感じます♪
こういうポップを見ると、思わず本を手に取ってしまいますよね^^
また、ある絵本のそばには、読み聞かせてあげたお子さんからのリクエストにより実際に編んであげたというマフラーが飾られていました。
子どもの頃、「うさぎのワンピース」に出てくるワンピースが着たくて母にねだり、「ぐりとぐら」のホットケーキを作ってほしいとねだり(ねだってばかりの私の幼少期…^^;)絵本に描かれているもの全てがキラキラとして、夢に溢れていたあの頃を思い出して微笑ましい気持ちになりました(*^^*)
店内に居合わせた人同士が、「この本、面白かったですよ♪」なんて言葉を交わす様子が目に浮かんできそうな、アットホームな雰囲気のお店を営むのは、絵本講師の藤田一美(ふじた・かずみ)さん。
“いちみさん”の愛称で親しまれる一美さんは、旦那さんの仕事の都合でつくばへ移り住んだのが2001年。当時を振り返って、個々人の趣味に対して、偏見なく受け入れてくれる大らかさを感じる、住みやすく楽しい街だったと話します。
その後、全国各地への転勤を経て、2013年に再びつくばへ戻ってくることに。翌年には絵本講師の資格を取得し、絵本の魅力や面白さをお母さんたちに伝える活動を続ける中で「そういう絵本って、どこで買えるんですか?」そんな質問を受けることが多かったそう。
そういった声をきっかけに、子育てをするお母さんたちの行動範囲、子どもたちが自転車などで行ける場所に本屋があればいいなと思うようになり、「えほんや なずな」を開業する運びになりました。
「子育てって、自由で楽しいもの。周りの目を気にせず、親子がのびのびと暮らせる世の中になっていって欲しい。そのために、なずなが出来ること、やっていきたい企画がたくさん!」子育てする親子を応援してくれている人が、いつでも足を運べる場所にいるってすごく心強い!
「楽しい、がすべてのやる気の源」そう話す一美さんの話を聞いていたら、どんな絵本を選んだら良いのか、教育に良い絵本とはと難しく考える前に、「楽しい」「好き」という気持ちを大切して良いんだと改めて感じました(^O^)♪
地域に根ざした絵本屋さんを目指し、その歩みをスタートさせてから一カ月ちょっと。近隣住民、児童館などで読み聞かせをしていた人が自然と集まり、おはなしかいのチームを結成!主に土曜日に行われている「おはなしかい」には、回を増す毎に市内外から足を運ぶ親子が増えているそう。
店名の「なずな」とは、白くて小さな花が咲く植物に由来。花が咲いた後、ハートの形をした種がつくそれのように、“絵本・読書で 心があったかくなる 人とつながれる そんな交流ができたらいいな”そんな店主の想いを反映するように、段々と人の輪が繋がりはじめています。
これから、絵本を味方につけた子育ての講座、おとなのためのブックトークなど、絵本や本を通じた面白いイベントも開催予定。絵本の売買に留まらず、楽しさや好きな物を共有できる場所としての可能性も膨らんでいきます。
絵を読み、言葉に集中することで広がりを増す絵本の世界。お願いすれば、お子さんはもちろん、大人にも店内にある絵本の読み聞かせをしてくれるそう。私も一美さんにちょっと読み聞かせてもらうと、自分で読んでいるときと比べて感じる世界がこんなにも変わるのか!と大興奮でしたo(>▽<)o 普段、お子さんたちへ読み聞かせをする側になることが多い大人の皆さまにも、おすすめです♪
つくばの街に咲いたなずな。「ペンペン♪」小さくも可憐に響き、笑顔を誘うその音のように、絵本を入り口に色んな楽しみが響いてくる場所でした♪みっきぃがお届けしましたᕕ( ᐛ)ᕗ
【えほんや なずな】
住所:茨城県つくば市竹園2丁目4-10 村田ビル105
連絡先:029-828-5120
営業時間:火・木・土・日曜 11時~17時(祝祭日・年末年始休)