こんにちは。最近、食べても食べてもお腹が減るみっきぃです♪
6月にかけて収穫シーズンを迎える春じゃがいも。ほくほく甘くて、いろんな料理に大活躍する身近な食材の一つです。
そんな、子どもも大好きな野菜にスポットを当てた食育イベント、「じゃがいもと仲良くなろう!」がつくば市内で行われました♪
主催するのは、市内で子どもと家族のための食育教室を開いている「ふくふく」。
調理方法を教えるだけでなく、知る・触る・匂う・料理する・食べるといった、五感をフル活用した食育教室の様子を以前ブログでも紹介させてもらいました。
「食育を広く伝えていく環境を作っていきたい」と話す岡冨陽子さん。食育を通じて子どもたちに自信の芽を育んでほしいと、つくばでは3年前から教室を運営しています。
普段は、TX万博記念公園駅近くのご自宅を教室にしていますが、今回の会場は、畑!この日のために育てた野菜が実る市内のコミュニティ農園「ごきげん畑の週末菜園」に、都内からの参加者を含め2日間合計で40名近い子どもたちとその親御さんが集まりました。
トマトやズッキーニ、色づき始めた旬の野菜と自然に囲まれながら、まずは絵本などを使った座学から。じゃがいもはどうやって大きくなるのか、どんな料理になるのか。子どもの好奇心をくすぐりながら、料理をする上での注意点も教えます。
15分ほどの講座に耳を傾けた後は、いよいよ収穫。
スーパーに並んでいるじゃがいもの姿を見たことはあっても、土に埋まっている状態のそれを見るのは初めてという子も。食卓に並ぶ前の食材本来の姿を見て、触って、匂いを嗅ぐことも「ふくふく」で大事にしている食育の一つ。
子どもたちは、ひんやりと湿った土を掘るとゴロゴロと現れるじゃがいもを、まるで宝探しでもするかのように夢中で探し当てていました。
「都会に住んでいると、土を触る機会もあまりないですからね。土ってこんなに気持ちいいんですね」
子どもたち以上に楽しんでいたのは、もしかしたら大人かもしれませんね(*^^*)
じゃんじゃん出てくるじゃがいもと一緒に、慌てて逃げ出す虫たち。畑で育まれるたくさんの生命を目の前に、私もいろんな事を考えさせられました。
何歳になっても食育って大事だな~。なんてしみじみしていたら、収穫を終えた家族からクッキングが始まっていました。
採れたてのじゃがいもで作ったのは、フライドポテトとポテトサラダ、ベイクドポテトの3品。
食卓に並ぶあのメニューは、どうやって作られていくのか。食材を切る、水気を取る、揉む、味付けなどほとんどの工程を子ども自身の力で行っていきます。
ついつい手を出してしまいそうになる大人も、この日は見守り役。「危なっかしくて家では使わせられない」と多くのお母さんが話していた包丁も、陽子さん指導の下みんな上手に使っていました。
「学校の勉強やスポーツなど、子どもがいる社会だって誰かと比べられることが多い。だけど、食育の対象は自分自身なんです。昨日までは使えなかった包丁が今日は使えるようになった。知らなかったことを、今日知ることができた。食を通して自分の中で得られる成長は、大きな自信となって子どもの中で育まれていくと実感しています」と、陽子さん。
緊張と集中の入り交じる表情で包丁を強く握っていた子どもたち。食材を切り終えたと同時に、安堵と自信の入り交じる最高の笑顔がはじけていました。
そして、フライを任されたお父さんたち。お母さんからカメラを向けられ、子どもの不安そうな視線を一身に受けながらも、いろんな汗(!?)を拭いながら皆さん大奮闘!
解放的な空気の中、みんなで作る料理の時間は家族の結束力を強めているようでした。
収穫から料理まで、そのすべてを自分で行ったそのじゃがいもは、きっといつもとは違う格別な味わいだったことでしょう♪その証拠に、フライドポテトのおかわりをしに鍋の周りにはいつまでも人だかりができていました(*^^*)
青空の下で頬張る、採れたて揚げたてのフライドポテト。今まで食べたどんなポテトよりも美味しくて、、、ビール欲しさに悶えるみっきぃなのでしたᕕ( ᐛ)ᕗ
TX万博記念公園駅近くで開催の教室日程はHPから確認。
次回は、秋にさつまいもを使ったクッキングイベントも予定されています♪