こんにちは、つくスタ特派員ゆうママです♪
4月18日の発明の日を含む1週間は「科学技術週間」。数多くの研究機関、先端技術が集積する科学の街つくばでは各施設で一般公開が行われ、気軽に科学に親しめる科学週間となります。
今回私は「日本自動車研究所」へ行ってきました^^
日本自動車研究所が位置するのはTX研究学園駅から徒歩5分程の場所。環境・エネルギー、安全、自動運転等、私たちの生活に欠かせない自動車に関する総合的な研究を行っています。
今回の一般公開は“来て見てなっとく!進化するクルマの世界”と題して、近頃よく耳にする燃料電池自動車(FCV)、電気自動車(EV)の展示を始め、乗車・運転体験、実験等多彩なプログラムで、進化する自動車の先端技術に触れる貴重な機会。
子ども連れの家族で賑わうほか、駐車場はクラシックカーや名車がずらりでさながら展示場!自動車に感心の高い方が多く来場していたのが印象的です^^
プログラムの中でも注目を集めていたのは“衝突実験”
衝突実験場で、ダミー人形を2体乗せた乗用車が時速40kmで壁に衝突するという実験内容です。
時速40kmと低速ながらも、衝突の瞬間の音はまさに衝撃。血の気が一瞬で引いていくような凄まじい衝撃にとても驚きました。
衝突後の自動車は全面がぐしゃぐしゃ。ライトが割れオイルが漏れ、ワイパーは誤作動、衝撃は自動車の後方にも伝わり背面のガラスにもヒビが入るといった事故の凄惨さをまざまざと見せつけていました。
「事故はこんなにも衝撃のあるものなのか…」
「もしこれがもっと高速だったら…」
目の前でのリアルな衝突実験の様子は改めて安全運転を心がけさせるもので、多くの方の安全意識を高めていました。
燃料電池自動車(FCV)もまた注目の分野。クリーンエネルギーである水素を燃料に使用するFCVの乗車体験は整理券もすぐなくなるほど大人気!子ども向けには、水素を燃料にしてミニカーを走らせる実験があり、楽しく学んでいました^^
今、先端技術を目にしている子どもたちの未来は、こうしたガソリンではない燃料を使用した自動車が普及していくのでしょう。自動車の技術の進化を感じますね。
他にも、時速5kmでの衝突体験や交通安全の学びなど、生活にも身近な自動車に関する体験は子どもも一緒によく学べ親しめるものばかりでした。
私はつくばに住まうようになって7年、さまざまな研究施設に見学に訪れていますが今回訪れた日本自動車研究所は初めての見学。何年かけてもつくばエリアには回りきれないほどに多くの先端技術の研究施設があり、技術も日々進歩し、まだまだ学びがたくさん!
好奇心を刺激し満たしてくれる環境だと強く実感した科学技術週間でした^^
以上、ゆうママがお伝えしました。