どーも、ヤギッチです♪
日本の武道の1つ、剣道。
今日は「つくば少年剣友会」をご紹介します♪
つくば少年剣友会は、北条の筑波総合体育館で、火曜、木曜、土曜の週3日練習を行っています。
つくば市内だけでなく、近隣の市からも練習に足を運ぶ人も多くいるのだとか。
実は私も中学高校の6年間を通し、剣道をやっていました。…部活ではなく体育の授業で、ですが(^^;
それでも、大人になってから同級生に会うと、しばしば「剣道やりたいよねー」と盛り上がったりすることも。
子どもにとってサッカーやテニスなどと比べると、剣道は地味なスポーツかもしれませんが、一度その道に足を踏み入れると魅了されてしまうものなんです^^
未就学児から中学生がメインのつくば少年剣友会の練習でも、大人の方数名が練習に励んでいました。
指導するのは、40年間剣道の指導をしている剣道教士7段の駒館先生。
…剣道教士7段は、相当すごい方です。
その先生直々に教わることができるなんて、本当に素晴らしい環境です!
「素早く動く子、どっしりと構える子、それぞれ違う剣道があるので、特徴に合わせて指導しています」と先生は、その子の個性に合わせた指導を心がけています。
「人間形成するなら、剣道が一番だよ」とおっしゃる先生。
剣道は他の武道と同様、礼に始まり礼に終わります。
道場に出入りする際も、子どもたちは必ず一礼!
掛かり稽古や地稽古の際も、一礼をしてから試合場に入り、蹲踞(そんきょ)をします。
これは相手を敬う気持ちの表れ。謙虚な気持ちで、相手や自分と向き合います。
また稽古の始めと終わりには必ず「黙想」を行い、心を整え、気持ちを切り替えます。
武士道の美学ではありませんが、こういった所作を通じて礼節を知り、自然と身に付いていく心構えや姿勢があると思います。
稽古を見ていて、その運動量に驚きました。
19時から始まった稽古は20時半まで、子どもたちは動きっぱなし!
たった3分の試合でも、ゼェゼェしてしまい口の中が乾き、最後は動けずグタグタ…
挙句「おえっ!」となった経験のある私にとって、この子どもたちの運動量は本当にあっぱれ!
剣道は、傍から見るとただ竹刀を持ってにらみ合っているだけに見える場面でも、気合の部分で、激しい攻防戦が繰り広げられています。
相手に集中し、剣先の繊細な動き、身体の筋肉や呼吸のタイミングなどを観察し、攻撃の隙を伺っているのです。
相手から発せられる威圧感は凄まじく、時には「早く試合、終わってくれー」と圧倒されることも。…戦意喪失ってやつです(^^;
自分より強い相手は、構えただけで分かります。
でも、その緊迫感は他のスポーツでは得がたい、剣道の魅力!
つくば少年剣友会では、その緊迫感に打ち勝つ心を育てようと、試合に多く参加するようにしています。
試合ばかりだと疲れてしまうので調整はしているとのことですが、試合が多い方が練習にも身が入りますよね♪
練習に来ていた親御さんにお話を伺うと、引っ込み思案な子が、剣道を習い始めて1年で少しずつ積極的になってきたとのこと。
「剣道は、自分から向かっていかないと必ず負ける競技なので、始めたばかりの頃は瞬殺されていました(笑) ようやく最近、自分から向かうようになって、この前初めて試合に勝ったんですよ」
どんな時でも、どんな相手と対峙しても、本来の自分を見失わない。
剣道で培われる精神力は、将来、役立つ日が来るはずです^^
もし剣道をやりたいとお考えの方、つくば少年剣友会では、入会を随時受け付けていますよ♪
詳しくはこちらのHPをご覧下さい^^
以上、剣道3級のヤギッチがお送りしました♪