どーも、ヤギッチです♪
先日、つくば市内にある約60もの企業や研究所が集まり、それぞれの製品などを紹介する「つくばビジネスフェア」が開催されました。
つくばは「研究者のいる街」。そしてハイテクベンチャーが次々と生み出されている、科学技術の街でもあります。
研究がどんな風に活用されているのか知りたいので、専門知識がない不安を抱えながらも行ってきました♪
まず人目を引いていたのは、「おもいで写房」のブース。
つくば市の市原健一市長の、かなりリアルな像が飾られていました。
「輝いている笑顔を・・・いつまでも今の瞬間を残しておける3Dフィギュア作成します。」
おもいで写房は2014年1月に立ち上げられた会社にも関わらず、日刊工業新聞やNHKなどにも取り上げられ、注目を浴びています。
…それもそのはず、このリアリティー!
胸から上の部分を全方位、25台のカメラで同時に撮影。
それを3Dデータに変換し、3Dプリンターでプリント出力します。
普通のカメラ撮影と同じように「ハイ!チーズ!」と撮影するだけ。
一瞬の表情を捉えるので、このリアリティーが出せるんですね♪
撮影から約2~3週間でフィギュアが届くのだそうです。
価格も3万円~5万円と、思ったよりも高くはありませんでした。
ペットや赤ちゃんなどポーズを取れなくても、撮影のための椅子に座ることができれば大丈夫!
…ペットのフィギュアができるのは嬉しいですね♪
さっそく面白いものを見つけてしまいましたが、次に目を引いたブースはこちら!
…もはや「半導体」ということしか私には分かりませんが、画像認識ソフトウェアを売りにしている会社、株式会社トプスシステムズ。
こちらの画像認識アルゴニズムをソフトウェアに実装すると、「低消費電力」で「リアルタイム」に「細やかな画像認識」が可能になるのだとか。
また暗いところでも認識できる高性能機能なので、例えば、夜道を走る自動車に自転車や歩行者を認識するよう設定しておくと安全に運転できるとか、つくばらしく「ロボットの目」としての役割も果たせるという技術。
ブースでは、「メガネ」を認識するように設定されていました。
暗い中でもちゃんと「メガネ」を認識していましたよ♪(認識している画像が、上手に撮影できませんでした…)
この技術が実用的になり、全国の防犯カメラなどの画像処理に活用されたら、指名手配犯も逃げ場がないだろうな…などと考えてしまいました^^
人の後にお供していくロボット!その名も「ガルガモ」!
こちら株式会社Doogのブースです。
筑波大学でロボット工学を学び、メーカーで働いた後、2012年11月から株式会社Doogを設立し、開発研究をしたロボット。
ロボット自体の重量は5kg。持ち運びもできる重さです。
例えば写真のようにイベントの広報活動に使ったり、ちょっとした荷物を運ぶことにも使えます。
2014年の6月にモスクワで行われたロボットショー「BAL ROBOTOV」で使用されたとのこと。
世界的にも実用的なロボットということですね♪
今までは開発に重きを置いていたそうですが、今後どんどん売り出していく予定なのだとか。これからが楽しみです!
最後に、扇風機用活性炭フィルター「アミダフィルター」をご紹介!
こちらは株式会社アールデックが開発したもの。
活性炭を使ったフィルターは、簡単に扇風機に取り付けられ、あとは普通に扇風機を使用するだけ。
日本食品分析センターで脱臭効果試験を行ったところ、驚くべき脱臭能力を発揮したそうです。
匂いを匂いで誤魔化しているのではなく、脱臭するというところがポイント♪
しかも脱臭だけでなく、化学物質や雑菌を封じ込めるため、ペットや小さなお子さんのいるご家庭、アレルギー持ちの方にとってもありがたいものです。
価格は1枚3000円~3500円程度。部屋の汚れ方などもありますが、大体3カ月から半年は効果があるとのこと。
高い空気清浄機を無理して買ったばかりの私…もっと早く知りたかった!!!
他にも紹介したい技術がたくさんあったビジネスフェア。
技術は使われてこそ役立つもの。
これを機に、開発されたばかりの技術が世に広まれば良いですね♪
以上、つくばの技術は深い!そしてとても面白い!ヤギッチがお送りしました♪